これ以上、働けますか?―労働時間規制撤廃を考える (岩波ブックレット (No.690))

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 ■これ以上、働けますか?―労働時間規制撤廃を考える (岩波ブックレット (No.690))

これ以上、働けますか?―労働時間規制撤廃を考える (岩波ブックレット (No.690))
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当商品の発売日:

2006-12


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

ホワイトカラーエグゼンプションについて知る 評価: stars-5.gif
最近何かと話題のホワイトカラーエグゼンプション。
これについて、現在の労働者の置かれた状況を踏まえながら、導入後どういうことが予想されるか説く。
現在の労働法制下での事例を裁判まで追って紹介している。
ホワイトカラーエグゼンプションは残業代カットの法案としてマスコミに紹介されているが、それ以外の部分でのデメリットの重要さを知ることができる。
ホワイトカラーエグゼンプションについて興味はあるがよくわかっていない人にオススメ。

労働裁判に携わっている弁護士さん達が書いているので、内容に少し隔たりがあるかもしれないが、気になるほどではない。
経営者側の反論、意見などが載っていれば公平な内容だったかもしれない。
この点を考慮して評価は☆ひとつマイナスの4つ。

ホワイトカラー・エグゼンプションが提案された背景と問題点について、分かりやすい言葉でまとめています 評価: stars-5.gif
 竹中のような留学組が、表舞台に出てくるようになって、労働条件は益々厳しい方向へ舵を向けてきた。  米で億万長者を夢見て、日本でもそれが生み出されるような仕組みを作ろうと、オリックス宮内ら経済界と組み、労働者を派遣で使い捨てることで労働コストを下げ、それを経営者が吸い上げていったからだ。
 そしてそれに拍車をかけるように出てきたのが、労働時間規制適用除外制度だ。  「職務遂行の手法や時間配分について、裁量権をもち自己の業務コントロールができる」この建前が、経営陣だけでなく現場の班長や係長辺りから適用されていく事を想像して欲しい。
 無論、各人に対して会社は能力を超えるノルマを課し、結果自死を含む過労死が今にも増して増大するのは目に見えている。
 そうであってもそれを推進したい経済界は、今でも8年連続3万人超の自殺者がいるのにその解消に何ら取り組まず、残業代と過労死した場合の労災補償を避けようとしている。
一旦導入されれば、その枠は拡大する一方である事も過去の例が示すとおりです。
 労働者は、自分たちの今おかれている状況を知り、御用組合ではない労組やこの制度に反対するしている人たちと共に声をあげていかねば、自分の死期が早まるのを覚悟せねばなりません。

これ以上、働けませんでした 評価: stars-5.gif
最初に断っておくと、僕は過労死/過労自殺のボーダーとされる半年で月平均80時間以上の残業を余裕でクリアする状態を9ヶ月続けて心が壊れて会社に行けなくなって現在2年4ヶ月経過という人間です。あっという間に世間に知れ渡った「ホワイトカラー・エグゼンプション」なる制度の問題点を専門家が手短かにまとめたこの本を読み進めているうちに会社、ひいては財界や政府与党や官僚への憤りが沸点に達しましたマジで。頼むから「美しい国」なんてどうでもいいから「労働者を人間としてまっとうに扱う国」にしてくれ。僕みたいな人間を量産するこの国の企業風土は狂ってるよ、本当に。導入断固反対を貫こう!

財界の奸計を暴く必読の書 評価: stars-5.gif
この国は良識によって動いているのではない。少なくとも、「財界の利害」が強力な推進力になっていることは間違いない。いかに人件費を抑えつつ労働者をより多く働かせ、より多くの利益を得るか。つまり財界の究極の理想は、労働力の奴隷化、である。財界は、その合法化のためなら、手段を選ばない。このたびのホワイトカラー・エグゼンプションはそのための新たな一手であろう。そして、その立て役者は、またしても同じ人物。この人物、昨年、身に危険が迫ったとき、見事にかわして逃げ切ったことからも、政界に深く食い込んでいることがわかる。

数十分で読める本だから概略説明程度の内容である。しかしその趣旨は明瞭。厚生労働省の詭弁に騙され、搾取しか頭にない経済人の発想でできあがった法案など通したら、大多数の労働者にとって身の破滅であることが、簡単な資料を用いて説明されている。批判的なふりをしている政治家にしても、「導入されたら時間に余裕ができて少子化対策にもなるんじゃないか」などと、よく考えたら物凄く低次元の発想をしていたり、「まだ国民の理解が得られていないから」などと、国民がわからずやだから時間がかかるのだと言わんばかりの暴言であったりで、あてにならない。今や事態は急を要する。

私が子どもの頃は、多くの家庭が父親の稼ぎだけで生活していた。その父親は、夕方になると帰ってきて、家族全員で食事をとるのが当然であった。休日は休みであった。そんな生活は、今や遙か彼方である。人間らしい生活のために、今なすべきことは、労働者を丸腰にすることではなく、財界にタガをはめることである。

政府が言う知的労働者だからこの制度について考えました。 評価: stars-5.gif
ホワイトカラーエグゼンプションという単語を
聞いたことが有る、無いに関わらず
軽く読んでみてはどうでしょう内容です。

現状の労働環境と
別名:過労死促進法と呼称されている
この制度の問題点について説明されています。
ページ数は少ないので、2、30分で読めます。

問題点としては、
サービス残業・過労死・過労自殺の合法化が挙げられます。
残業という概念を無くす制度なので、24時間365日が
仕事の時間という括りをされてしまいます。

既に、サービス残業三昧で
「そんなの関係ないね。
 残業代もらってる奴がもらえるなくなりそう
 だからって騒ぐなよ」と思われる人もいるかもしれません。
そういう考え方の人を賛成派にしようと、
推進派の人達は画策しています。

そもそも残業代がもらえないのがおかしいのです。
それに慣れているのもおかしいです。
仕事が終わっているのにお金が欲しいが為に
残業しているのはおかしいですが、
きちっと仕事している分はもらえなければいけません。
綺麗事を言うなと言われそうですが、綺麗事です。
理想が無い社会なんてクソです。

成果による給与の差等は、現行法を使えば
対処できるわけで、それをやらない会社がおかしいのです。
こんな法律なんて無くともできます。

こういう例えなら分かり易いかな。
産業革命期のイギリスの様な社会にしたいですか?

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