■企業再生の基礎知識 (岩波アクティブ新書)
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企業再生の基礎知識 (岩波アクティブ新書) 岩波書店 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 2003-01 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 事業再生を勉強するなら、まずこの本か 評価: |
| 流行の「事業再生(民事再生)」の入門書としてはよくまとまっており、いい本であると評価できる。著者は、「事業再生」を手がける弁護士としては草分けと言えよう。 ちょっとした工夫(債務カット、事業リストラ)で、企業が再生するのであれば、株主も従業員、さらには取引先、ユーザーも助かるわけで、それを可能にするファイナンス方式(DIP、DES(デット・エクィティ・スワップ))や専門家(ターンアラウンド・マネージャー(いろいろな経験ができそうでおもしろそうな職業である))、再生ファンド(ファンドが設立したSPCがDESにより「債務の株式化」された株式を取得し、株主として再建を実施する)の登場は、日本経済マクロで見ても意味のある話といえるだろう。 また、倒産法制の変化についても語られる。和議法の廃止により登場した日本版チャプターイレブンである「民事再生法」(2000年4月〜)が果たした役割や裁判所が私的整理に熱心になった点が語られる。 なお、2006年1月に出た「事業再生」(岩波新書)では、本書出版後の状況(産業再生機構)についても記載がされている。 しかし、考えてみれば、DESとは、貸借対照表の「他人資本」が「自己資本」になるということで、テクニカルには分かるが、貸借対照表上の「負債」と「資本」が簡単に行ったり来たりしていいものかというのが素朴な疑問。これについては、実質的には、債務を帳消しにする代わりに、それに見合った出資を同時に行ったという理解になるのだろうか。あと、「債務の株式化」だが、債務に見合った発行株式数はどうやって決めるのか(特に非上場の場合)、誰か教えて欲しいものである。 |
| 法律の知識 評価: |
| 再建のビジネス書ではない。破綻関連の法律本。 実際の事業再生に関する内容は乏しい。財務、経営、取引、労使関係の課題と解決といった事業にまつわる事例を直接知りたい方には向かない。 |
| 基礎知識を得るには適している 評価: |
| 企業再生に関する知識を新書版のコンパクトな分量につめこんでおり、私のようなズブの素人にとっては、基礎的な知識を得るのに役立った。 ただ、他のレビュアーさんが産業再生機構の経歴など著者の実務経験を強調しておられ、その面の「具体的な」「なまなましい」話を期待していたが、その面は以外に少なく、オーソドックスな入門書という印象。 まじめに「知識を得たい」入門者には好著。「ちょっとした興味で、興味深い話のネタを仕入れたい」という人には向かない。 |
| 実務経験に裏打ちされた概説書 評価: |
| 景気は回復していると言われるが、なかなか光が見えない日本経済。いまだに企業再生の話題は絶えません。そんな企業再生の為の会計的、法律的な知識をとても易しく解説しています。著者は昨春、産業再生機構の産業再生委員長に就任したいわゆる「倒産弁護士」の草分け的存在で、本書を注意深く読むと、説明の端々に実務経験に裏打ちされた記述が随所に見受けられます。倒産法制についても要点が簡潔にまとまっており、近時の改正もフォローしてますので、企業再生ビジネスに関心ある方の入門書として最適だと思います。 |
| 企業再生の現場に即した記述が魅力 評価: |
| 企業再生の動きに疎い自分にとって、とてもためになった。付箋を貼って読んでいたら付箋だらけになった。企業再生の現場を歩いてきた筆者ならではの、現実に即した記述がこの本の魅力である。 また、ターンアラウンドマネージャーをはじめとする最近の再生ビジネスを概観できるだけでなく、日本の裁判所や銀行によるこれまでの倒産処理に対する強い批判を述べている。昔の裁判所による和議法や会社更生法の運用を「羊をオオカミが群がる荒野に放つような罪深いことであった。二度とこのようなことがないようにしなければならない」という記述はその典型である。 読み終わって、もう一度通して読みたくなった好著でした。 |
本>ジャンル別>社会・政治>法律>商法>
本>ジャンル別>社会・政治>社会・政治 全般>
本>ジャンル別>ビジネス・経済・キャリア>出版社別>岩波書店>
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