■大空のサムライ〈上〉死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)
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大空のサムライ〈上〉死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫) 講談社 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 2001-04 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 兵士と人間 評価: |
| 戦争の実体験に昂揚するというのはどこか抵抗を覚えぬ気持ちがなくもないのですが、エースパイロットの自伝ですからそこはどこか心が沸き立たずにはおれません。 エースとして、心情を交えつつ大空を飛び回る描写に手を握り締め、 同僚との無邪気な交流に心を和ませ、 敵兵を敵としてではなく人間として見た瞬間の言い知れぬ感情に心を揺らがせ、 ラバウルからの生還では生と死の境界の描写に息を呑み、 眼球手術の生々しさはあまり心地よいものではありませんでしたが、 教官としての心配りに感心し、 一人の人間が戦場でどのように生き、死と背中合わせの日常で何を訓戒としていたのかというのは終戦から半世紀以上過ぎた今でも軽視できるものではない、本質は同じなのだということを教えてくれます。 |
| samurai 評価: |
| この本は戦記というジャンルを飛び越えてもまさに「名作」だと思う。ただ単に戦闘機の性能や空戦の体験だけではなく、戦友との悪ふざけやら思い出、そして坂井氏自身の精神などもこと細やかに書かれているのでより臨場感があふれている。戦記はちょっと・・・という人にも是非読んでもらいたい。戦争の大局での勝敗に関係なくひとりひとりの兵士がいかに命がけで戦ったかがよくわかるはずだ。 ご存知かもしれないが、これは世界各地で出版されているそうだ。読んだ戦争中連合国の国の人はこの本を読んで、日本人は非情だという戦時中のイメージが無くなったとか。 |
| 読む人を勇気づける偉大なるサムライの回顧録 評価: |
| 坂井三郎氏、サムライ。この偉大な軍人の書いた本に救われました。 たまたま、仕事で行き詰まり精神的にかなり辛いときに手にしました。 戦時中とは違い、会社での命のやりとりではない場面ですが、 現代には現代の、その人にはその人なりの悩みや葛藤があると思います。 そんなときに読んだので、115ページの文章に目が吸い込まれました。 「まず事故(ピンチ)に直面したとき、第一になにをなすべきか。 それは何をさておいても、落ち着くことである。<しまった、しまった>と、 過去を恨み、自分の不運を嘆き、心を乱す考えを起こすことは、 この時点においては、マイナス以外のなにものでもない。 まず落ち着いて処置方法を考え、もっとも良いと思った方法を、 迷わず断行することである。」 これは、坂井三郎氏(サムライ)が念願の単独飛行につく際に 教官にピンチに見舞われた際の心構えとして教え込まれたことです。 サムライは、深呼吸を3回することで、気を落ち着けたそうです。 生理学的にみても、深呼吸は硬直した筋肉、収縮した血管に有効。 私も本当にタイムリーにこの本を読んでいて良かったと思いました。 サムライの置かれた境遇とは比べようもありませんが、 この本に勇気づけられ、自分なりに苦しいと思うことにも立ち向かう 勇気をいただきました。 |
| 決してあきらめないということ。 評価: |
| 勝ち戦で生き残る事は簡単だ。でも坂井三郎は負け戦で生き残った。しかも撃墜王として。撃墜王になるには常に最前線にいなければできない技だ。中国大陸、台湾、ラバウル・ラエ、硫黄島。ガダルカナルでは遂に負傷してしまう。一旦は戦地を離れるも右目の視力だけで硫黄島へ。ここでは15機の敵機に囲まれながら生き抜いた。強運の持ち主。 そして戦後、多くの本を出筆する。どれも戦史としてだけではなく戦いや隊員、そして自分への描写が優れていること。これを読むと戦争だけではなく、私には普段こうして生き抜く事の教科書にもなった。 「坂井三郎中尉、海軍航空隊を退隊されます。総員見送りの位置につけ。帽振れ、帽振れ。」 |
| 貴重な記録 評価: |
| 太平洋戦争中のゼロ戦撃王による従軍記。それも新兵時代から網羅されており、我が国の航空兵力事情の記録としても貴重だろう。ところどころで、敵兵の亡骸を葬るなどの逸話が出てくるが、やはり歴戦の勇士といえども、一人の人間であることには変わりないのだと言うことも確認できたのは、予想外の収穫だった。 |
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