■流星ワゴン (講談社文庫)
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流星ワゴン (講談社文庫) 講談社 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 2005-02 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| きれいごとじゃないファンタジー 評価: |
| 読んでいてこんなに胸が痛くなった小説は、初めてだった。 何の問題のない平凡で幸せな3人家族が、誰が悪いわけじゃないのに すれちがって、壊れてゆく。 親なのに子供を助けてあげられなかったり、 子供なのに上手く甘えられなかったり、 それは寂しいことなのだけれど、本書に書いてあるように寂しいと思うことは 人を求めている証拠で、救いでもある。 自分が何よりも感動したのは、本書の主人公が子供の苦しみを見て苦しむことができ、 その苦しみを阻止しようと必死になるところ。 子供の苦しみに気づいていなかった自分を後悔するところ。 同い年になった父親と出会うという展開も、 微笑ましかった。 いじめやテレクラなど重い展開もあるのに、 読後感が暗くない。 むしろ重い展開があるからこそファンタジーなのにリアリティがありました。 本書を、家族ものとして読むだけではなく 人と人とのつながり全てにおける希望を与える一冊として深く心に刻まれました。 |
| 今を生きるという事 評価: |
| 死んじゃってもいいかな、もう・・・。 信じていたものが自分には無くなって。最悪な状況。「死」という生からの逃げ道が頭を掠める。そんな時、主人公は不思議な親子に出会う。ワゴンにのった親子。彼らは5年前に、交通事故で亡くなっていた。 この親子との出会いを通して。後悔の無い生き方を、前をみて生きるということを見つける。 過去から目を背けていたあの時には無理でも過去を変えようとした今は、未来を変える力がある。 主人公と同じ状況に陥ったのなら、きっと、この作品を思い出すのであろな、自分は。 ただ、大人になって読んだ自分には、所詮綺麗事。って思ってしまう感も否めない。素直に読める年頃の子供たちに、是非読んでもらいたい。 |
| ここからがはじまり 評価: |
| やり直しのきかない後悔の現実。あの時こうしていれば・・あの時なぜそうしなかったのか・・今私の胸の中にも取り戻すことのできない後悔は渦巻き、今もその現実は厳然とある。主人公は流星ワゴンに乗って、「人生の岐路(大事なところ)」に立つ。しかしその岐路は、現実の世界の自分ではまったく岐路とは気づかなかった岐路である。馬鹿な親子だと5年前は嘲笑した初めてのドライブで交通事故死した親子。その記事を読んだときには自分は幸せだと確信していた主人公。しかし、そのときから目に見えない家族の崩壊は始まっていた。このストレス社会の中で、大事なものを見失わないように、流星ワゴンのドライブはたとえどんな現実も今ここからやり直していける勇気を教えてくれる。 |
| 親子っていい!! 評価: |
| 小さい頃に親父は死んだんで、記憶には残ってないケド、どこかで僕を見てるんだろうと勝手なプラス思考に陥りました。 |
| 大号泣 評価: |
| 悲しい現実に遭遇した時、保障のない未来にどこまで希望を持てるのでしょうか? 強い人間は絶望をはねのける人間のことではなく、絶望ですら大きな自身の一念の中で消化できる人間のような気がしました。 父親を亡くすとき、 母親を亡くすとき、 大事な人を亡くすとき、 それをどうやって受け止めるんでしょう? 全部の悲しみをこの胸に受け止めて、強く生きる自分になりたいなと思わされます。 流星ワゴンを読むと、父親に注がれた愛情を思い出したような気がします。 橋本親子の再会シーン。チュウさんが涙ながらにカズを生かしてくれとせがむシーン。 チュウさんとカズが立ちションするシーンは号泣モノです。 絶対お奨めの作品です。 |
本>ジャンル別>文学・評論>文芸作品>日本文学>さ行の著者>
本>ジャンル別>文学・評論>著者別>日本の著者>さ行>し>重松清>
本>ジャンル別>文学・評論>文学・評論 全般>
本>ジャンル別>新書・文庫>出版社別>か行>講談社>講談社文庫>
本>ジャンル別>新書・文庫>出版社別>か行>講談社>講談社+α文庫>
本>ジャンル別>新書・文庫>文学・評論>日本文学>近代文学>
本>By Publishers>講談社>全書籍>
本>Refinements>Browse Refinements>Format (binding)>ペーパーバック>

