岳 (2) (ビッグコミックス)

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 ■岳 (2) (ビッグコミックス)

岳 (2) (ビッグコミックス)
小学館

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当商品の発売日:

2006-09-29


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

三歩へのあこがれ 評価: stars-5.gif
第一巻はすばらしい内容でした
第二巻も負けていません
しかし主人公の三歩とは何者でしょうか
世界中の山を歩いてきたつわものには間違いはないのですが
ますます面白くなっていく「岳」に乾杯です

なにこの人,と思うけど 評価: stars-5.gif
 雑誌で何の気なしに読んで,まず「なんだこの三歩って人は!」と思った.遭難現場でも奇妙に明るい態度だし,遺族への態度も一見非常識だし,好きになれないな,というのが第一印象.しかし読み進めると話は軽くない,こんなマンガあっていいのか,っていうほど衝撃的に遭難者が亡くなってる.

 すぐに三歩が深みのないキャラではないことがわかる.彼のスーパーマン的活躍も胸がすくが,振る舞いのそこここから内包している深い悲しみが伝わってくる.

 ひさしぶりに見つけたスゴイマンガである,絶賛紹介中です.

いのちの尊さに、胸が熱くなります 評価: stars-5.gif
 日本の北アルプスで、山岳遭難救助のボランティアをしている青年、島崎三歩(さんぽ)が主人公の山岳漫画。山で消息を絶った遭難者と、彼らを救助するために命がけになって行動する三歩との気持ちがつながっていくところ、一本の太いロープで結ばれてゆくところ、その辺の話の展開に心が熱くなりますね。
 第2巻収録の話は、全部で八つ。「氷と熱」「クライマー」「先生」「滑落」「邂逅」「岐路」「選択」「息子」。胸を揺さぶる話が揃っていたなかでも、次の話が特によかったです。

 ◎「先生」・・・・・・穂高連峰。小学生の生徒たちを連れて登山中の教師が、姿が見えなくなったふたりの生徒を必死に探す。雨の中、懸命に駆け回る先生の気持ちがひしひしと伝わってきて、拳を握り締める思いで頁をめくっていきました。
 ◎「滑落」・・・・・・三歩がかぶる「岳」の字が入った帽子の由来を語った話。とどまる者と、落ちて行く者とを描いたひとコマに、ずん!と、衝撃を受けました。切ない話でもあったなあ。本書で一番気に入ったのは、この話ですね。
 ◎「息子」・・・・・・東京に山岳用具の買い出しに来た三歩が、浮浪者っぽい爺さんが行き倒れになりそうなのを助ける、そこから話が始まります。この爺さんの顔が、作家の藤沢周平さんによく似ている気がしたんですけどね。この話も上の作品と同じく、ラスト二頁がとてもよかった。切ない、ええ話やなあ。

情緒だけではできないのが登山なんですね・・・ 評価: stars-5.gif
以前、世界級の山に登っている男の子と話したことがあります。
日本の最高学府に通う彼はとってもロジカルに物事を判断する人でした。
彼曰く、「山に登っていると、死を感じることがあるか?ありますよ。高い山にいったら、帰れないで亡くなった人がたくさん残っているんですから」。
このことばがにわかに実感できなかったのですが、岳の二巻を読んでいて、彼のことばが蘇りました。
やはり、山というのは死を感じざるを得ない場所なんですね。
そこで生きていくためには、常に正しい判断をしなければならない。
そういう、「山で生きていくための厳しさ」がさらりと描かれている二巻でした。
読み終わった後、以前、会った、山登りの男の子のことが少しだけ理解できたような気分になりました。
曖昧に生きてはいけない世界・・・それが山・・・それがよーく描かれている。

死を乗り越える力 評価: stars-5.gif
人の死を正面からとらえて、逃げることなく扱っているところが素晴らしいと思います。
そこには身近な人を失った悲しさ、救うことの出来なかった悔しさと自らの弱さが描かれているのですが、遭難者に対する主人公の尊敬と慈しみの思いがそれを乗り越えることの大切さを強く感じさせてくれます。

人生を山に喩えることがありますが、そういった観点からも得るものがあり、死があるからこそ生が美しく、死を考えることで生きることの大切なのだということを考えることができるでしょう。

生命の大切さが問われている現代において、貴重で大切な素晴らしい作品です。

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