邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)

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 ■邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)

邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)
小学館

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当商品の発売日:

2007-04-27


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

購入をお勧めします 評価: stars-5.gif
作者らしいテンポのよさと展開。
ファンの方は購入して損は無いと思います。

「老人と海」よかスゴいんでね? 評価: stars-5.gif
 一巻完結の中篇だけど、力強い読後感は大長編となんら変わらない。その密度たるや藤田和日郎の物語作家としての面目躍如だね。
 大自然への畏怖をこめた妖怪退治のお話の骨子は「うしおととら」以来のおなじみのもの。ただ、今回の主人公は老人である。短くスピーディな展開を見せるお話の主人公が老人ってのがこらまたシヴい。かのヘミングウェイの「老人と海」に優るとも劣らない名作ですゼ、こいつァ。
 きっつい人生をしっかりと歩み、なおめげもへこたれもしない年寄りってのはそらもーカッコえェです。折に触れては読み返す、長年の座右の書足りうるそんな一編だと思う。

圧倒されるフクロウの生命感 評価: stars-5.gif
この作者の名前は知ってますし有名なのもわかってます。
ただ、一度も読んだことがないのでこれが藤田和日郎の初読みとなります。

ある村にその眼で見られただけで死んでしまう邪眼をもつフクロウが現れたところから始まる。
そのフクロウは村のひとりを除いて全員を死に追いやった。
生き残った猟師がなんとかフクロウに傷を与えて、そいつをアメリカの軍隊が捕まえた。それですべてが終わるハズだった。
13年後、東京に空母が漂着し中にいた人間は全員死亡。そこには開け放たれた鳥かごだけが残った。
そう、邪眼の鳥はふたたび今度は東京で惨劇を起こすのであった!

感想ですが、かなりの情報量をコンパクトにまとめられて良かったと思います。
一番この作品で印象に残ったのは動物としての生命。
邪眼のフクロウは確かに凶悪だが、ただ悪い奴というイメージで描かれているのではなく、
あくまで自然の中で生きていた動物としてその存在を描いているというのがこの作品のポイントだろう。

流血描写はそこまでうわーって感じじゃなかったけどやっぱりキツイ所もあった。
ただこの描き方が作者のコンセプトで持ち味だったら、仕方のないことですね。
とにかくよみきりマンガとしては圧倒される作品です。願わくば次回作には日常的な話や恋愛モノも見てみたいです!

胸に響くものがある。 評価: stars-5.gif
うしおととら以来の藤田ファンですが、この本は藤田氏の新境地だと思います。
短編ながらも、キャラ作り、練られたストーリー、哀切感漂う結末、どれもこれもきちんと
力を尽くしてる感があって、読んでる間期待感が持てるし、読み終わると一種の爽快感があります。
ミネルヴァも、最初はただ敵、というか禍禍しいだけの存在として感じるのですが、
読み進んでいくうち、少し共感できる存在となるのも氏の力のなす業だと思います。
ただ明るいだけの、ノリだけの、もしくは絵がうまい、というだけの漫画に飽きた方は一読されたらいかがでしょうか?

このガサついた線がたまらない 評価: stars-5.gif
藤田和日郎の描く年寄りはいいなあ。
洗練とはほど遠いこの荒々しい描線が作品の主題とよく合っていて
クライマックスの一枚絵の迫力は本当にゾクっと来ました。
余韻を残すラストシーンもいい。
あまり説明しすぎず、ある程度読者に委ねる方が
この人の持ち味はうまく出るんじゃないかと思いました。

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