■ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
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ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉) 小学館 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 1995-07 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 藤子さんの異色作品 評価: |
| 藤子さんの代表作と言えば大概の人は『ドラえもん』と答えますよね? まあ、『ドラえもん』確かに名作ですよね。 けど、僕はこの異色短編集も中々の名作だと思いますよ。 中でも『間引き』と『ミノタウルスの皿』は個人的に印象が強いです。 けど、そんな中にも意外と恋愛系の話もあります。結構おもしろいので読んでみてください。 |
| 人間の果てない欲望と現実 評価: |
| 読後の感想としては、手塚治虫の「火の鳥」や「七色インコ」、石ノ森章太郎の「009」の哲学パート(物語が崩壊した部分)を読んだときと同じ様なドロドロとした何とも言えない気分に襲われました。なんというか見たくないものを見てしまったような…。 とても「ドラえもん」を描いた作者とは思えない、すこし不思議というようなレベルじゃないですねこれは。間違いなくとんでもなく不思議なレベルです。 今でも一頁開くことに少し気合いを入れないとこの本から出るどこまでもネガティブなオーラにやられてしまいそうです。絵がグロイとかそういうものではなく、人間の深層心理の醜さをこれでもかと描いてますので何回読んでもページを開くのを躊躇してしまいます。 僕がまだ物語に救いを求めているせいもあるかもしれませんが…。面白いのは確かですが、 う〜ん、早く大人になりたいものだ。 |
| どの話もおぞましい 評価: |
| この巻に入っている話はどれもぞっとするようなものばかりです。なぜか?どの話も現実的に ありえないけどありそうなものばかりです。特に「間引き」 「コロリころげた木の根っこ」など絶対現実的にあるだろうという話です。藤子さんは観察力、先見性がものすごいあるのだなーと思ってしまいます。ここに紹介した2作品の他にもお勧めの話が多いです。 「自分会議」 「ミノタウルスの皿」 「ヒョンヒョロ」 「わが子・スーパーマン」です。 |
| 全てが完璧です。 評価: |
| まだ学生の頃、弟が買ってきた、同タイトルの作品を読んだ時、ものすごく衝撃的でした。読後、お腹の中に、ドロドロした嫌悪感が残って、でも、とても印象に残っていました。当時は多分、まだ子供だったので、大人社会を渡って行く上での複雑さ、難しさ、せつなさが解らなかったため、良く言えば純情だったので、そのような感想を抱いたのでしょう。現在、改めて読んでみると…結果思ったのは、今起こっている社会問題を、何故にこの次期にこうまで描けたのか!という驚きでした。読後、嫌悪感はありませんでしたが、深く考えさせられました。一番身近なのは、「間引き」という作品ではないでしょうか。まわりから、どんどん、様々な愛情が無くなっているというこの現実… |
| 30年前の日本を見直す微妙な雰囲気の話 評価: |
| ドラえもん、オバQの子供漫画タッチで描かれた、大人の世界の奇妙で微妙なSF,ファンタジー漫画。1970年前後にビッグコミックなどに掲載された作品なので、昔通勤電車の中で読んだ、と懐かしい世代もあると思います。掲載作品の「劇画・オバQ」については「大人になること」に関連して、どこかで何か評されていたのを見た気がします。ちょっとほろ苦い結末のオバQです。 描かれた時代を感じさせる題材が多いですが、それもまた面白いところ。人口増加、食糧難など、当時の近未来への関心事はこういうことだったのか、とあらためて思わずにはいられない作品「じじぬき」「間引き」。2006年現在、日本は人口減少に向ったとされ、なんとか子供を増やそうといろいろと騒がしくなっていますが、30年前は漫画にどのように捉えられていたのか。ちょっとタイムスリップして見直して見るのも悪くないでしょう。 表題の「ミノタウロスの皿」や「一千年後の再開」は純然たるSF。「わが子スーパーマン」や「コロリころげた木の根っ子」は、最後がちょっと怖い。それぞれに奇妙で楽しめる、けれど微妙な話ばかりです。 ドラえもんやオバQを書きながら「良い子供社会」のメッセージを送る一方、作者は大人社会へのメッセージをこんな形で書いていたのだ、と思いながら、今の社会ならどんな風に描かれたかな、などとも想像をしてしまうシリーズです。文庫本だと4分冊あまり。どれもそれぞれ面白い。 劇作家、北村想のエッセー(というかあとがきというか)がついていますが、これは文庫本化する前の叢書につけたものだったらしく、文庫では他巻に掲載されているものもあわせて、の評になっています。 |
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本>ジャンル別>新書・文庫>著者別>日本の著者>は行>藤子不二雄>
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