■夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)
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夏の夜の夢・あらし (新潮文庫) 新潮社 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 1971-07 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 今の季節にぴったり 評価: |
| 妖精の女王タイターニアと、人間の世界の恋人たちに 妖精パックが魔法をかけるが、手違いで奇妙なことになる「夏の夜の夢」と、 追い落とされたかっての王が、元の地位につこうと魔法をふるい、 その娘と、互いにひとめぼれした王子の恋が すべてを大団円に導く「あらし」 二話とも、人間の世界と魔法や妖精の世界がまじりあう幻想的な雰囲気と 登場人物たちの心情のリアルが 美しい文でしあげられています。 ちょっと強引な大団円ですが、あらしのラスト、エピローグは ちょっとした仕掛けになっていて、すごく好きです。 今の季節に読みたい一冊です。 |
| 「身の自由」とは 評価: |
| 『夏の夜の夢』は素敵な戯曲です。四人の若き 恋人達のドラマ、妖精たちの幻想的な物語、そ して職人達の芝居修業という、三つの筋が夏の 夜の森の中で展開します。 タイターニアに仕える妖精、豆の花・蜘蛛の巣・ 蛾・辛しの種が可愛い。 読み終えると「ハーモニー」の感覚が、読者の 心を満たし、「幸せ」を実感させてくれます。 子供の頃、『あらし』の和訳を読んだ時、ラスト でプロスペローが魔法の杖を折ったことに、「何 故?」と思ってしまいました。 「昔の悪事を許された人たちが、これから翻意し たらどうなるだろう!近く結婚するミランダと ファーディナントの為にも、魔法の杖を持って いるべきでは!」等と考えてしまったのです。 今思うと、当時の自分の感想が恥ずかしいです。 プロスペローは自分の意思で杖を折った。 魔法の使い手でもなければ、妖精を自在に動かす 存在でもなく、有限な存在である自分自身を受け 入れたかったのだとしみじみ実感しました。 そこに彼が最後に求めた、「身の自由」があった のだと思います。 作者シェイクスピアが単独で書く戯曲としては これが最後。プロスペローに自己の心境を託した ことが窺えます。 |
| 妖精の信じられないリアリティー 評価: |
| 「夏の夜の夢」にも「あらし」にも、妖精が出てくるが、 それが現実にいるかのようなリアリティーがある。そ して、どちらの話もハッピーエンドで終わるのが、う れしい。シェークスピアの目には、妖精が、魔法が、 見えたのではないかと思ってしまうほどのできばえである。 |
| 一番好き! 評価: |
| シェイクスピアの作品で最も好きなのが「夏の夜の夢」。 先ず、タイトルが最高に良い。何か幻想的でハッピーで、 胸を締め付けるような爽やかな甘美さを感じさせてくれる。 登場人物たちが妖精なので、多くの台詞が自然に幻想的になっており、 聞いているだけで、心ときめく。詩情豊かな幻想喜劇。 そして、そこから紡がれるふくよかな台詞が全く陳腐にならず、 見る者の心にすーっと優しく染み入ってくる。 読む度に、幸せな気分になる珠玉の作品だと思う。 チェスタトンもこの作品が大好きだったようだ。 花々の甘い風のなかに踊るキャラクターや台詞たちは、 何か抱きしめたくなるような懐かしさも感じさせてくれる。 福田恆存氏の訳は素晴らしく、 「待つ身の楽しさもあと四日、そうすれば新月の宵が来る。 かけてゆく月の歩みの、いかに遅いことか!」と始まると、ドキドキする。 「露をさがしに行かなければ、そうして桜草という桜草の耳たぶに、真珠の玉をかけてやらなければ」 「キューピッドの矢に射抜かれた紫の花の滴」 「おい、音楽だ。〜この大地のゆりかごを、そっとゆすってやるのだ。〜それ、雲雀の声が朝の歌を」 最後はパックが「ちょいと夏の夜のうたたねに垣間見た夢幻に過ぎないと」 「いずれパックが舞台でお礼をいたします」と言って消えていく。 「あらし」も良い。さすがシェイクスピア。 ただ、「夏の夜の夢」が、私にとっては素晴らし過ぎる。 是非ともオススメの宝石。 |
| 解説もくわしい 評価: |
| 少し前ハリウッド映画にもなっていた『真夏の夜の夢』(ただし福田恒存氏は 夏至の前日という舞台設定、そしてイギリスの夏は過ごしやすい陽気であるこ とを考え合わせ、「夏の」夜の夢にしている)&シェイクスピア晩年の傑作、 『テンペスト』をおさめた文庫。 一見、異様な取り合わせにも思えるが、両作品とも、妖精が出てくるなど多少 幻想的なところが共通しているともいえよう。 かったのだろうかとか、プロスペロー達の和解が微妙に不完全だったり、と |
本>ジャンル別>文学・評論>戯曲・シナリオ>イギリス・アメリカ>
本>ジャンル別>文学・評論>著者別>日本の著者>は行>ふ>福田恒存>
本>ジャンル別>文学・評論>著者別>外国の著者>サ行>シェイクスピア>
本>ジャンル別>文学・評論>文学・評論 全般>
本>ジャンル別>新書・文庫>出版社別>さ行>新潮社>新潮文庫>
本>ジャンル別>新書・文庫>文学・評論>戯曲・シナリオ>
本>By Publishers>新潮社>全書籍>
本>Refinements>Browse Refinements>Format (binding)>ペーパーバック>

