■沈黙の春 (新潮文庫)
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沈黙の春 (新潮文庫) 新潮社 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 1974-02 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 環境を考える際、最初に読むべき教科書。ジャーナリズムとしても非常に高い質を持つ。 評価: |
| 世界の環境系のことに関わる人は、必ず読むべき本だと薦められて、興味を持ち読んだ。 自分は環境についてはそんなに先鋭的ではないし、娘の為にも将来環境が守られたらいいなぁくらいの、ぬるい感想しか持たない。 そんな僕でも、この本を読んで非常に恐怖を味わったし、特にちょうど農薬が付着した食品が世の中にパニックを起こしたのもあり、その恐ろしさをかなり生々しくリアルタイムで体験してしまった。 本自体が書かれたのは古いのだが、それが逆に、この頃でこの程度だったのだから、今はどの程度の物質が世界の環境の中に残ってしまっているのだろうか?と末恐ろしくなった。 確かに、環境のことを考えるにあたり、この本は最初に読むべきテキストだったと思う。 |
| 現在では科学的根拠に疑問がもたれていますが 評価: |
| 環境問題の原点。1962年当時アメリカで議論をよび今日まで続く環境保護の聖典というべき本です。 しかし内容がすべて真実であるかというとそうではない。現在では「発がん性の評価ができない物質」へと変更されたDDTの誇張された危険性など鵜呑みにできない事例が存在する。 現在の知識に照らせば「環境問題」の問題という近年クローズアップされつつある問題が既にそのはじまりから存在していることが読み解ける。 ただこの本だけを読むことは危険なのですがその事実を検証しながら読める人にとっては歴史的価値も相まって最良の部類の本であることには疑いの余地はない。 |
| 欠かせない 評価: |
| 環境問題を語るには欠かせない1冊です。あらゆる環境関連書に名がでているので、これを読まないと始まりません。 |
| 衝撃の書 評価: |
| 前々から何となくこの本の名前は聞いていたのだが、学校の授業中、現代社会の先生がわざわざ定期考査に出したほどに推薦していたので読んでみようと思って手に取った。 感想はタイトルの通りで、本当に驚いてしまった。もちろん何十年か前の話であるから、現代では『告発の書』と言うよりは戦争時代の大虐殺の本を読んでいるような感じで、少し実感しにくかったが、長い年月を経てもこの本が驚異的(?)なロングセラーを保っている事を考えると、この本の価値は決してあせてはいないんだなと思った。 カーソン女史が訴えかけているのは人間の身勝手さ。人間にとっての害を勝手に取り除き、自然をねじ曲げようとする結果、自らに悪い影響を及ぼす悪循環をカーソン女史は何度も本の中で取り上げている。確かに、本の内容は恐ろしい。農薬の影響によって、鳥のさえずる春の代わりに訪れた、夥しい禽獣の死体で埋められた公園と原因不明の病魔に冒される日々。自らの家に害虫駆除のため農薬をまいて、死んでいく人々。食用とする野菜やレストランの料理から(!)検出された毒。これが実際にあったことだと考えると、本当に殺人ファイル以上に怖い。しかも農薬会社は政府関係者と手を組んで、実際におきている農薬の影響を無視し続けたという。カーソン女史の怒りは文章から如実に感じ取れる。 ただ、他の方のレビューにもあるように、カーソン女史は否定する物は毒舌といっても良いほどに酷評しているが、賛成意見はベタ褒めで少々説得力に欠け、首を傾げるところもあった。その点で☆を一個減らしたのだが、やはり衝撃的な本である事に変わりはない。社会の先生に勧められていない人にもんでほしい(笑。 |
| 今頃騒がれている無農薬野菜とのギャップを感じた 評価: |
| 科学書にしては読みやすく、短期間で読めた。 驚いたのは、1945年前後にすでにDDTが日本でも進駐軍によってシラミ防除対策で利用されていたことを含め、半世紀以上前から、有毒な農薬、害虫駆除薬がすでに利用されていたである。 さらには、20世紀の終わりから21世紀に入って、日本では、有機栽培や無農薬の野菜などが脚光を浴びているが、50年以上も前からすでに強力な毒性のあるDDTがアメリカで広く利用されていたとはまったく知らなかった。このような警告書が1964年に新潮社から翻訳、発刊されたいたのに、日本人は農薬の危険を考えずにいたのだろうか。2006年に施行された食品衛生法の改正にともなうポジティブリスト(残留農薬の過多による回収制度)もあまりに遅きに失してはいないだろうか。 農薬禍に関する問題についてもいろんな側面から考えており、著者の洞察力の深さには感嘆するばかりである。 |
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