■自閉症だったわたしへ (新潮文庫)
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自閉症だったわたしへ (新潮文庫) 原著:Donna Williams 翻訳:河野 万里子 新潮社 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 2000-06 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| ★「心理的に健康であるとは、一体どういうことなのか」★ 評価: |
| ●専門家にとってさえ実態をつかむのが困難な「自閉症」。ドナによる子供時代から現在にわたる「戦い」の歴史である本書により、その世界を「少しだけ」垣間見ることができる。 ・魔法の世界と「世の中と」 ・キャロル ・学校 ・友達 ・あべこべの世界 ・十二歳 ・迷子 ・ウィリーの葬式 ・ダッフルコート、ピアノ、レポート ・独立 ・引越しばかりの人生 ・メアリー ・復学 ・過去の亡霊 ・触れ合い ・闘争と逃走 ・海へ ・旅 ・再び、海へ ・最後の戦い ・本当の居場所 ●決して明るく希望のもてる内容ではないが、関係者にとっても非常に貴重な本であることに間違いない。 |
| 自閉症についての認識が変わった 評価: |
| 自分自身、ときとして自閉症のような症状になることがある。 言葉は耳に届いていて、理解もできるけれど、反応ができない、思考に入ってこない。 だれにでもそういうときはあるのではないだろうか? これまで、自閉症というのは、言葉を理解できない人なのだと思っていた。なので、この本の存在自体が当初信じられなかった。が、自閉症は、実際は、全く違っていた。 精神病や知的障害者とは違うということがよくわかった。 |
| 世界観のちがい 評価: |
| 自閉症の子とのコミュニケーションに悩んだ時、たまたま手にして読んだ本。 自分が現実として生きている世界は、自分が視覚的にとらえたものを頭の中で組み立て、認識し創造した世界であるといってもいい。個人個人、そのとらえ方に差異があってもおかしくないと思う。ドナの物語は、自閉症の方の価値観、もののとらえ方、自分の位置づけなど、「一般人」と称される人から見れば、特異な印象を受けるかもしれない。だが、私にとっては、一人の人間として、同じ生命体として「人」を理解することの大切さを教えてくれた本だった。単に自閉症を知るだけでなく、一人の人間として、自分とどう向き合って生きていくか、そんな問いを私に投げかけてきた。自閉症の子とかかわりのある方は、世界観を知る上では大きく役立つだろうし、そうでない方にもお勧めしたい。 |
| 誰にも「ばか」と言われる世界から 評価: |
| 自閉症は病気のように外部の世界からやってくるのではない。 作者にとって外部の世界とは「自分の世界にいると「異常」と呼ばれ、 彼らの世界にいると「ばか」と言われる世界」だった。 作者は「わたしだけの世界」を対象化するためにこの本を書く。 そして、対象化されるべき「わたしだけの世界」に彼女が生まれ直す、 自閉症という名はそのための努力に名ざされる名だと思える。 |
| 隣の世界? 評価: |
| まず良くない点を挙げる。冒頭の写真説明はとってつけたような説明であり、 いくらでも著者の思うように描写できてしまうのが安っぽく思えた。第三者が 何も説明されずにあの写真を見せられれば何も感じないだろうし、あんな写真 は各家庭にいくらでも似たようなものがあるははずだ。 また文章に矛盾が無く、非常によく自分自身を観察できていることが本当に自閉症 なのか、という疑問を湧かせる。何であんなに奇妙な行動をして、不思議な思考を する人間が、あんなに素晴らしい文章を(邦訳とはいえ)書けるのであろうか? これは疑いでもあるが逆に考えると、それだけ普通と同じあるいはそれ以上の能力 を持っていても、ある大切な機能が欠けていると自閉症となってしまう、とも理解できる。 自閉症と普通の人とは連続的につながっているのではなく、いきなり溝ができて すぐ隣にいる状態なのかもしれないと感じた。そしてその溝は小さくはできるが絶対に 埋まりはしないのであろうと思われる。 読み終わった後にすごく感動したということはなかったが、先が気になってスラスラと 読めた。明らかにおかしい人間だと思いながら、共感できた部分も多かったのは 自分が彼女の世界に近い世界を生きているせいかもしれない。コミュニケーション障害 などがある人は共感できることが多いかも。自分の正直な感想は、明らかに自分は 彼女とは住む世界が違う、とは断言できないということだ。 |
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