■さよなら渓谷
![]() |
さよなら渓谷 新潮社 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 2008-06 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| ストーリーがしっかりしている 評価: |
| ストーリーがしっかりしているので、最後まで楽しめました。途中のどんでん返しには驚いたが、それもありだと思った。というより、納得させられてしまう力量がこの文章から伝わってきた。 吉田氏の作品は次回も必ず読ませて頂きます。 |
| 考えさせられる結末 評価: |
| こんな奇妙な関係があっても良い。 世間の目とは、この様なものだとも思う。 著者の最近の作品では、「悪人」では、人間の深い情念を描き、 「静かな爆弾」では、ある種の幻想性が描かれた。 著者はいつも、人間の内面に、目を向ける。 本作品でも、心の奥底にあるものが、描かれている。 それは、対内的な面と、対外的な面の、両面からである。 最後の一行については、考えさせられる。 質問自体も残酷だが、予想される答えも、痛々しい。 人間の内面に、深く迫る事の出来る作品だ。 |
| いまいちでした 評価: |
| 「悪人」が面白かったので、読んでみましたが、正直いまいちでした。事件の中心となる男女について共感できなかったのが大きいと思います。特に女性についてですが、男性から過去あのようなことをされ人生を狂わされているのに一緒に生活しているということが信じられません。女性読者はこの話を読んでどう思っているのかが気になりました。 帯には「悪人」を凌ぐと書いてありましたが、個人的には、「悪人」のほうが出来は上だと思いました。 |
| 長い線路のような二人。 評価: |
| レビューを読むと賛否両論のようですが、わたしは面白く読みました。 はっきりいってそれは、わたしが全くの部外者だからです。 もし被害者や加害者そのどちらか、または近親者に同じ様な境遇の人がいたら そうではなかったと思います。 なので、これを単純に物語として読んだ場合限定ですが、切ないな、深いなと思いました。 被害者がいくら過去を消そうと思っても、噂はずっと付いて回る。 加害者は”何故あの時あんな事をしてしまったのだろう”と後悔ばかりが残る。 その後の生活が平静であればあるほど、 汚点となって、消すことが出来ないのはどちらの立場でも同じだと思いました。 主人公・俊介は、自分の罪を一生背負って生きていくしかないし、 誰といても癒されない被害者の女性はさみしかったから、 なんとかして自分の居場所を見つけたかった。 そういう点で、この二人の選択は、仕方がない事だった気がします。 この物語は、マイナスの二人を足して、何とか「0」にした感じがしました。 でも決して「1」や「2」にならないという、つらい結末です。 |
| 「悪人」には感動できたのに… 評価: |
| 『悪人』には、魂を揺さぶられたので、皆さんのレビューを見て、楽しみにして読みました。『悪人』に感動できた方の中で、『悪人』以上と評する方と、私のように「うーん」と思ってしまう読者とが出てしまうのはなぜでしょうね。気になります。 私には、「幼児殺害事件」という際物題材を添え物にして、ショッキングな設定の男女を描いた作品にしか見えませんでした。そのショッキングな設定の男女というのも、共感できずに終わってしまいました。この設定がなんとか読者の中で納まりがつくように様々な工夫をしているのはわかるのですが……。 「不幸になるために一緒にいる」と言う一方で、二人が肉体関係を持っているのも分かりません。この二人は、最も肉体関係を結びえない関係のように思えます。もしくは、肉体関係があるのであれば、そのときの心理の拒絶・許容、肉体の拒絶・許容、そのあたりをもっと濃密に描写しきってほしかったです。 |
本>ジャンル別>文学・評論>著者別>日本の著者>や行>ゆ・よ>吉田修一>
本>Refinements>Browse Refinements>Format (binding)>ハードカバー>

