ゴールドマン・サックス―世界最強の投資銀行

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 ■ゴールドマン・サックス―世界最強の投資銀行

ゴールドマン・サックス―世界最強の投資銀行
原著:Lisa Endlich 翻訳:斎藤 聖美 
早川書房

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当商品の発売日:

1999-08


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

社史としては良いが今の時代となっては冗長すぎる 評価: stars-5.gif
非公開のパートナー制によって成功してきたゴールドマンサックスの史実を追う上では、同様な本がない中では有益な本かもしれない。しかし、日本でも昨今、投資銀行業務が一般的になり、実務を見ている人間から見ると、平面的かつ懐古主義的で文章が冗長すぎ、退屈。
著者は元ゴールドマンの為替トレーダーだったということもあり、事業会社相手の投資銀行部門でパートナー制からマネジングダイレクター制に変わり株式を公開したことで現場のモチベーションやディールマネジメントがどのように変わったかというリアリティも感じられない。著作時期がちょうどゴールドマンが株式公開した1999年であり、その後、日本でも世界でも投資銀行をめぐる市場環境は激変しており、今では単なる歴史書になってしまっているように思う。

ゴールドマン・サックスの正体? 評価: stars-5.gif
 ゴールドマン・サックスは日本の会社にも、巨額の投資をしている(第三者割当など)。とつぜんの大量の株数増加の懸念からそれを知った投資家は投げ売りし、その会社の株価は短期間に半値になる場合が多い。つまりゴールドマン・サックスの引受け値より下がることが多い。では、ゴールドマン・サックスは、投資をしてどこから利益を上げるのかというのが、読みはじめたきっかけだった。下がることを見越して、なにか利益を得ているのではないか、そうでなければ、何百億という投資の見返りが得られないではないかと。
 この本は、ゴールドマン・サックスがいかに堅実でチームワークにすぐれていて、他の外資と違うかということが書いてある。そして、リスク管理がいかに大切かと、過去の失敗の例を挙げながらも。
 儲けの計算より、失敗した場合どれだけ損をするのかというリスク計算をきちんとしろという指摘は、個人の投資家は肝に銘じたほうがいいだろう。

エクセレントカンパニー 評価: stars-5.gif
世界で五指に入る精鋭投資銀行の社史。時にはつまずきながらも、激動の金融界の中を生き抜いてきた智慧は日本の金融界も学ばなければならない。また、訳者の日本語訳がとてもうまいので、読みやすかった。

ビジネス書としてではなく、ゴールドマンサックスの歴史および投資銀行をざっくりと概観す 評価: stars-5.gif
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読む視点 評価: stars-5.gif
この本を読む際の視点としては、2つあるように思う。一つは、いかにしてゴールドマン家とサックス家がビジネスを立ち上げて現在に至っているかという歴史物としての面白さ。もう一つは、ガバナンスとリーダーシップである。パートナーシップ制のまま運営するかそれとも株式公開に踏み切るのかという選択肢とそれがコーポレートカルチャーに与えるインパクトが良く描かれており、経営コンサルティング等プロフェッショナル・ファームの運営に対するヒントを与えてくれている。リーダーシップとしてユニークなのは、これほどまでに二頭政治が上手く機能している組織があっただろうかという点である。共同シニア・パートナーとしてのジョン・ホワイトヘッドとジョン・ワインバーグ、スティーブ・フリードマン!とロバート・ルービン、そしてハンク・ポールソンとジョン・コーザイン。これは、当然それぞれのペアにとって阿吽の呼吸ができるマッチングの良さはあったにせよ、構造的にプロフェッショナル・ファームというフラットな組織だからこそできるのであって、大きな事業会社でこの形態は実現が難しいのかそれとも可能なのか、という疑問が湧いてきた。リーダーシップのユニークケースとして念頭に置いておくべき形態である。一つ残念な点は、インサイダー取引で逮捕者が出たりした闇の部分について組織の問題点等にそれほど切り込んでいない点である。著者がGS卒業者であまり批判的立場をとれなかったであろうことを察しても本の魅力を今一歩にしていることは率直に指摘したいと思う。

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