■死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
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死神の精度 (文春文庫 (い70-1)) 文芸春秋 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 2008-02-08 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| クールで人情味溢れる?短編集 評価: |
| 主人公は死神。調査対象者を7日間観察し、その人が死んでもよい存在かどうかを確かめる。そんな設定。 人間の感情も十分理解できない、自分自身は不死身で、暇さえあればCDショップの試聴器でミュージックを聴きまくるという主人公に「こんな奴に人の死を決めさせて良いのか?」と思い読み始めたけれど・・・ 文章表現はクールなのに、これがなかなか人情味溢れる物語。6つの連作短編ですが、それぞれにいろんなドラマがある。しかも、その「不死身」さ故か、後半になるとそれぞれの物語同士が微妙に絡み合い、面白くなります。 この春に映画も公開されていたようですが、やっぱり本が面白いかも。 |
| かっこいいですね。 評価: |
| 最初に読んだ伊坂さんの作品は、『ゴールデン スランバー』。 そして、今回の『死神の精度』がわたしにとって2作目。 主人公を死神に設定することで、 一風変わったハードボイルド調になっていて、 それでいて、人間の使う比喩が理解できずに、 言葉を覚えたての小さな子供が抱くような疑問を、 さらりと尋ねたりするのが面白かった。 エンターテイメントのあらゆる要素が詰め込まれた、 ほんとうに楽しい作品ですね。 |
| うーん 評価: |
| 伊坂作品の中ではつまんないほうだと思う。 なんでだろ? 死をテーマにした作品だからか? |
| ここ何年かで最高!の短編集 評価: |
| 「死神」が主人公の、人の死にまつわる6編の短編集。 6話しかない、読み終わるのが残念!と思った本は久しぶりです。 音楽を偏愛し、クールで無敵で、会話も感性も普通の人とはちょっとずれている。 この死神は最高にかっこいいです。 6話はそれぞれ、ぱっとしないOLのシンデレラストーリー、やくざの復讐劇、雪に閉ざされたホテルで起こる連続殺人、都会に住む普通の男女の恋、殺人犯の逃避行、床屋を経営する老女の謎めいた依頼、と舞台も登場人物もバラエティに富み、飽きさせません。 どの話もどこかで聞いたような気がするのに、このとぼけた死神が絡むだけで、予想を超えたエンターテイメントに仕上がっています。 伊坂幸太郎という人の筆力のなせる業には脱帽するばかりです。 続けて読んでいると6話は短い時間のうちの出来事のようですが、実はその間に結構な時間が経過していて、最終話のオチにつながっています。 クライマックスのシーンは清々しいです。 |
| 死神が温もりを運んで来る 評価: |
| 死神を主人公にして人生の機微を洒脱に描いた短編集。冒頭のタイトル作を読むと次のルールがあるようである。 (1) 死神自身には候補者を選べない。 (2) 候補者の生死は死神が決めるが、その判断基準は死神に委ねられている。 (3) 死の処分を下した場合は、死神は最後を見届ける必要がある。 (4) ルールではないが、死神は"ミュージック"が大好きである。このため、下界に長く留まり候補者との接触時間が長い。 このルールから、死神と候補者達の悲喜こもごもの人間(?)模様を綴った作品が予想されるが、ほぼその通りの展開となる。人間界を余り知らない死神のトボケタ言動が物語にアクセントを与えている。各編の題材は「醜いアヒルの子」もの、「任侠」もの、「純愛」ものと言った平凡なものが多いが、この状況設定を逆手に取った奇を衒わないストーリー展開、静謐感に満ちた筆致で読ませる。各編が必死に生きる人間への応援歌になっている点も見逃せない。この中で、「吹雪に死神」はミステリ仕立てで、「雪の山荘」ものに挑んだ異色作で印象に残る。「旅路を死神」も秀抜な構想の中に美しい風景描写を散りばめた佳作。「死神対老女」は色々な意味で掉尾を飾るにふさわしい作品。 奇抜な状況設定の中で、生きる事の温もりを感じさせる好短編集。 |
本>ジャンル別>新書・文庫>出版社別>な・は行>文藝春秋>文春文庫>
本>By Publishers>文芸春秋>
本>Refinements>Browse Refinements>Format (binding)>ペーパーバック>
jp-used>ユーズドブック(和書)>新書・文庫>

