インドへ馬鹿がやって来た

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 ■インドへ馬鹿がやって来た

インドへ馬鹿がやって来た
日本文芸社

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当商品の発売日:

2008-03


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

「血だるま剣法」を実際に読んでみればこの作品のオモシロさは2倍になるはず? 評価: stars-5.gif
新聞の書評で「インドで日本の漫画を翻訳出版。しかもその作品は平田弘史の“血だるま剣法”」と紹介されていた。わたしは平田弘史の漫画のファンなのだが、驚きのあまり、そのまま書店へダッシュ!!

著者がインドでの出版にこだわったマンガ家平田弘史は、貸本マンガ時代からマンガ(劇画)を書き続けている数少ない漫画家の一人だ。しかも題材とするのは武士の世界一本。そして、「血だるま剣法」は、貸本マンガとして昭和37年に刊行されたものの、部落開放同盟の抗議を受け、回収・廃棄に追い込まれた作品だ。

そして、04年に青林工藝舎から、そうなるに至った経緯とその次代背景、復刻の意義、当時平田弘史が主張したかったであろうことを詳細に記した監修者呉智英の解説と「血だるま剣法」のリメイク作である「おのれらに告ぐ」を併載するかたちで復刻されるまでは、著者の初期の代表作といわれながら幻の作品と呼ばれていた作品だ。

そんな、我が国においてもその扱いがデリケートにならざるを得ない作品(しかもオリジナル作の方)をインドで出版しようとする考えがオカシイ。でも意味がよくわからない。漠然と、インドに存在するカースト制度とリンクさせたのだろうかとも考えてみたのだがやっぱりよくわからない。

巻末の対談で、作者の山松ゆうきちは「血だるま剣法」をインドで出版しようとした動機を対談者から問われたり推測されたりしているのだが、結局のところ、その答えは「面白かったから」。

そんな、とぼけまくりの人物による“海外起業ノンフィクションコミック(オビより)。面白すぎて腹が捩れます。

「インドもの」に期待! 評価: stars-5.gif
つい最近、山松ゆうきち氏の「インドもの」の漫画を読んだ。
「なんでこの人がインドの話を・・?」と思いながら読み始めたのだが、これがバカに面白い!
描かれている「生活」のリアリティが並じゃないのだ。

顔を半分焼かれた赤ん坊、親から手首を切り落とされた少女、…こういう人たちのスラムの暮らしが淡々と、しかしリアルに描かれる。
それでいて、話は庶民の下町人情話なのだ。
山松氏の絵柄で読む「インド超リアル下町人情漫画」は、えらく面白かった。

そのとき以来、「このヒト、どこでインドの暮らしを知ったのかしら」という疑問を持っていたので、本書を書評で見て即買いした次第。

いやぁ、山松さん、そういうことでしたか(笑)。
インドをネタにした漫画、これからもどんどん描いてください!
あなたにしか描けない世界なんですから。

重症だ・・・ 評価: stars-5.gif
予備知識があれば、ただ旅行で行くのでさえ怖いなと思ってしまうインド。
何も考えていない素人まるだしの作者は、一切マーケティングもせず、インドで単身出版事業を試みます。
読めば読むほど作者の脳内に対する???が増えていき、ああこの人って重症のアレだ、と
ためいきが出るばかりです(笑)。

しかし! 雑音にまどわされず自身の信念をつらぬく様は確かにすがすがしく、
サムライの心意気を感じないでもありません。

作者があくまで出版にこだわった「血だるま剣法」、読んでみたくなりました。

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