棒がいっぽん (Mag comics)

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 ■棒がいっぽん (Mag comics)

棒がいっぽん (Mag comics)
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当商品の発売日:

1995-07


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

高野文子入門書として最適 評価: stars-5.gif
シンプルで計算しつくされた画と物語。
郷愁を感じさせつつもただのノスタルジーでは終わらせない、普遍的な美しさとユーモアが漂う。

異色SF「奥村さんのお茄子」も素晴らしいが、「東京コロボックル」も可愛らしい。あのプライパンに残ったソースで食べるスパゲティのかけらが美味しそうでもう!

短編まんが芸術の最高峰 評価: stars-5.gif
短編集。これで高野文子の、ふつうの書店で入手できる作品集をすべて読んだことになる。そして幸いなことに、本書は有終の美を飾ってくれた。

最近の若者は教養がない、などと年寄り臭いを言うと反発は必至なのであるが、事実である。まんがやゲームなどの現代「文化」には、真の意味での知力を賭けた戦いがない。他人によって咀嚼された流動食を、ありがたがって啜るようなものである。これでは人生の知恵の糧とはならない。しかし、この作者の作品には、読み手の全ての能力を挑発する力がある。文学性と娯楽性とがほどよくブレンドされたこの作品集は、「るきさん」よりはとっつきにくいが、作者の真骨頂であると思う。川上弘美が好きな私には「奥村さんのお茄子」が、結局何のことだかわからないのに、とりわけユーモラスで楽しかった。これに対して「美しき町」は、即物的だが幸福な新婚家庭を描いて、日本の庶民の、古き良き時代を思わせる。1960年代には、確かにこんな空気があった。他もすべて秀作である。一読ではもったいない。

ノスタルジック 評価: stars-5.gif
まるで両親の若い頃のアルバムを見るような、自分は直接体験していないのに記憶のどこかが知っているような、快い懐かしさでいっぱいにさせてくれる本でした。やっぱり高野文子最高!

かけがえのない記憶、高野マジック 評価: stars-5.gif
未来人のアリバイのため、1968.6.6の昼食内容を思い出してくれという
荒唐無稽の設定。

そこから、人生のありふれた一こまの記憶のかけがえのなさ、
愛おしさを描いてくれます。

「美しきまち」「バスで4時に」こちらもすごい傑作です。
シンプルな描線で、うんうん、あるあると、共感できるエピソードを重ねていくことで、僕と主人公の距離が、ページをめくるごとに、すこしずつ縮まっていく。
ちょうどいい頃合いのところで、スパーンとドラマチックに見開きページ。
その瞬間、僕は、主人公の中に完全に入り込んで、主人公の目でその光景を見ているかのような感覚におそわれる。そして、そのときの主人公の感情やら、予感やらも大量に流れ込んできて、シンクロしてしまう。短編マンガの、洗練された完成型がここにあります。

見えるもの、見えないもの 評価: stars-5.gif
〜 普段りぼんとかジャンプとか、「わかりやすい」漫画ばかり読んでいる人にはとっつきにくい作品だろう。
 この作品では、立ち入ったことは描かれない。親切な説明もない。
 でも、見えることからその奥に何があるのか想像することはできるし、何かが見えているのならそれを捉える視点がある。
 「わかりにくい」漫画というわけじゃない。きちんと作品〜〜に向き合えば、心に響くものがきっとある。
 向き合う価値のある作品だと思う。
 〜

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