南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史

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 ■南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史

南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史
バジリコ

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当商品の発売日:

2008-04-05


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

買いです。 評価: stars-5.gif
ふつうに生活していたらあまり接する機会の無いラブドール(という呼び方すら知りませんでした)についての、詳細なリポートです。その歴史、材質、「開発者」やユーザーへのインタビューなど包括的な説明で構成されており、馴染みの無い材質等についても「プラスティック消しゴム」や「台所用のスポンジ」といった例を用いていて、とてもわかりやすかったです。しかし、ものがものだけにといった偏見を跳ね返すかのように、本書には後ろめたさや後ろ暗さといった負い目のようなものはまったく感じられず、そのぶん余計な気負いもないので、そういった好奇心を持って読むとすこし肩すかしを食うかもしれません。まあ、僕自身は家人の目を盗むようにして読み、読み終わるとすぐに書庫に仕舞いこんでしまいましたが。

真の1号は? 評価: stars-5.gif
古くは江戸時代にも存在が考えられるラブドールの歴史と最新技術までの変遷を網羅。ネタがネタだけに実現しないがNHKでの某番組のような作り、中島の曲をバックに流しながら御読みください。

ラブドール進化論 評価: stars-5.gif
アダルトグッズ(にはとどまらないが)として生産されている人形の、歴史と現在をリポートした本である。私はこの商品について全く無知だったためか、この業界の実態を丁寧に紹介したこの本は、異様におもしろく読めた。
タイトルにある「南極1号」に関しては簡単にふれられる程度で、本書のメインは、ラブドールの素材や技術の進化についての説明、それと密接に結びついた生産者たちの試行錯誤の過程、それから、消費のされ方に関する現状分析(なぜレンタル業は衰退したのか等)や、熱烈なマニア(Ta-bo氏)へのインタビューなどにある。
かつてダッチワイフと呼ばれた「ゴム風船」は今やマイナーな存在となり、ウレタンやシリコンで造られた精巧なラブドールが現在、広く流通している。少女タイプのものから大人っぽいボディのもの、アニメ系のものから限りなく写実的なものまで、色々あるそうだ。また、あくまでも「実践」を重視するのか、あるいはより人格的な付き合いにこだわるのかなど、それぞれの製品の特性にこめられた生産者たちの「ものづくり」の哲学の相違が興味ぶかい。
だが、ラブドールの進化を根底で支えているのは、むろん、消費者たちのニーズである。より気持ちよくできるように、より人間らしい触感を体験できるように、さらには、より「愛」せるように…。生産者たちへの要望や、昨今ではインターネット上におけるドールたちへの細かなコメントなどを通して、「彼女」たちの品質向上に貢献してきた。
その生々しい欲望(いま懸案なのは、「尻の穴」と「口」のつくり)と几帳面な探求心がないまぜになったパワーがありありと伝わってきて、妙に感動させられた。

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