■おんなのことば (童話屋の詩文庫)
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おんなのことば (童話屋の詩文庫) 童話屋 >>当商品の最安値チェック 当商品の発売日: 1994-08 |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 「しいん としたとこがなくちゃ」詩『みずうみ』から抜粋 評価: |
| 感受性がゆたかってこういう人の感覚のことを言うのでしょう。 読後のこのこころのざわめきは何でしょうか。 詩の魅力、言葉の力、著者の 「他のものを じっと 受け止める力」 音読して自分自身に読み聴かせました。 |
| 『女がひとり頬杖をついて』も一緒に、ぜひ 評価: |
| 『女がひとり頬杖をついて』の後書きで引用されている茨木さんの金子光晴さんへのオマージュが素敵でした。《皆にはまだはっきりとは意識されていないけれども、この人の存在そのものが、日本を深いところで支えている大きな手の一つであることを、時は次第に解明してゆくだろう。この人ほど人間を深いところで愛し、日本人を底深いところでいとおしんでいる人も稀なのだ》というのがその文章でしたが、これはそのまま茨木のり子さんにもあてはまると思いました。 『自分の感受性くらい』はもちろん大好きですし、『一人は賑やか』の 一人でいるのは賑やかだ 誓って負けおしみなんかじゃない 一人でいるとき淋しいやつが 二人寄ったら なお淋しい なんてところも好きです。 |
| 寝室必需品!娘には嫁入道具に… 評価: |
| 学校というものから縁遠くなると、一部の人以外は生活の中に 「詩」という存在は無いに等しいのでは? 読書好きの私でも詩集をひもとくなんて何十年ぶりでしたが 内容も勿論、装丁も素敵で素晴らしい。 自分の感受性の維持って何歳になってもむつかしい… 落ち込んだ時、さりげない可愛らしいこの詩集を手にとって ガツンではなくコツンと叱られるよな、奥ゆかしい優しさで包まれるよな 元気な時は後押ししてくれるよな、謙虚さも忘れるなとたしなめてくれるよな そんな真のビューティフルな1冊です。 |
| 今やポピュラー詩人ですが 評価: |
| 泣く子も黙る茨木のり子の数ある詩集から選ばれたアンソロジーです。いまさらここに引用しても始まらないのですが、でもやっぱり誘惑には勝てません。 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ (自分の感受性くらい) その人の子供時代に思いを馳せるのは すでに 好意をもったしるし (子供時代) 娘は誘惑されなくちゃいけないの それもあなたのようなひとから (あほらしい唄) ああ、きりがない。 |
| 大きな詩人の小さな本 評価: |
| 茨木のり子さんの訃報を知り、偉大な才能と良識とを備えた「大人」が、また一人いなくなってしまったのだなあ・・・と思いました。そしてこの本を読み返してみたのでした。 茨木さんのまなざしは、内にも外にも厳しく、同じくらいやさしく、詩はユーモアにまぶされ、みずみずしく軽々としている。敷居の高さを感じさせず、それでいて凛としている。自分の感受性の湖を、それが弱いものであれ強いものであれそのままそっくり枯れてしまわぬよう守り続けよと訴える。それはとても難しいことだけれど、勇気づけられもする。恋の詩もある。現在進行形の恋ではなく、いつか現れるべき人を待つ詩など、可憐でいとおしい。 本書は文庫サイズのハードカバーで、装丁・画も落ち着いたかわいらしさがある。『倚りかからず』は本棚に置きたいが、本書は会社の事務机の中に、鏡台の引き出しに(デスクやドレッサーではなくこんな表現を使いたくなる)ひそませておき、時々取り出して読むのがふさわしいように感じる。「汲む」という詩があるが、今回久しぶりに読み返してみて、年代や状況によって、同じ詩でも「汲む」ものが異なってくることに気づいた。それがすぐれた詩のもつ魅力というものなのだろう。 こんな詩が書かれている。 さくらふぶきの下を ふららと歩けば 一瞬 名僧のごとくにわかるのです 死こそ常態 生はいとしき蜃気楼と (「さくら」より抜粋) 今年の桜の前に茨木さんは逝ってしまわれた。心からご冥福をお祈りします。 |
本>ジャンル別>新書・文庫>文学・評論>戯曲・シナリオ>
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