日本の神話

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 ■日本の神話

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当商品の発売日:

2001-04


カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

もう一冊あったはず 評価: stars-5.gif
子供のころ、2冊組で読みました。講談社。瀬川康男の挿絵が印象的だった。ところが大人になって読み返したいと思っても、どこにもない。新世紀になってようやくこの一冊だけが日の目を見たのかと思うと「日本の神話」排除の歴史はつくづく怖ろしい。神話を右翼的に濫用するものも、左翼的に拒絶するものも、ともに正しく神話をとらえていないし、またそれらのエキセントリックな論調に対して、曇りなき目で神話に接したことのない日本人がいか無防備であることか。言うなればこの松谷本は、幼児に受けるべき予防接種であり、この作品に接していたおかげで、私は神話をめぐる乱雑な論争から自由に、日本を愛することができます。
残念なことにこの新版は「前半」しかない。捨てられた大きなものは「ヤマトタケル」です。国生みから国譲りまでは、祝祭的、農耕的、平和的な色彩が強いですが、ヤマトタケルは闘争的、策略的、そして悲劇的であるところが嫌われたのでしょうか。かつて私がこの後半から学んだことは、「力で勝つものは、力で滅びる」ということであり、前半で学んだ「ちょっとした妥協による大きな成果」との対極にありました。両方読んでこそ意味があるし、今の時代、タケルの「悲しさ」は、必読だと思うので、惜しまれてならない。ぜひ後半も発行していただきたいと思います。
やっと再会できた思いで☆4つつけます。2冊目も出れば、文句なく☆5つ、小学生必読です。

子供への読み聞かせ用の日本の神話は今これしかないのかな? 評価: stars-5.gif
日本人としての自我を確立するために日本の神話を子供に教えてやりたいと思い立ち、検索中にこの本が目にとまりました。
30年前にはもう少し、子供が自分で読んで楽しめる日本の神話があったと思いますが、今ではこの本以外にはちょっと見当たらないですね。需要が無くなったせいなのか、愛国心抑圧政策の賜物なのか、情けない話ですが。。。

内容は、日本版天地創造である「国産み」から「海彦山彦」の話まで
大人になった今読むとまさに弥生時代にコンピュータがあったような考古学史上の時代の飛躍を感じざるを得ませんが、お話として子供に読み聞かせるには
とても壮大なテーマでよろしいと思います。
登場人物名がすべてカタカナ表記なので、天照大神や日本武尊に慣れた身には

漢字表記で仮名振り対応ができなかったかと悔やまれますが、漢字にはすべて仮名が振ってあるので小学生でも読みこなせると思います。しかしながらところどころ古文調なので親の補助は必要でしょう。挿絵が抽象的で想像力を掻き立てるには良いのですが、ギリシャ神話の英雄を思い描く子供も出てきそうでこれも親の説明を要します。大人が読んでも十分楽しめる一冊です。


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