■太陽に灼かれて【字幕ワイド版】
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太陽に灼かれて【字幕ワイド版】 脚本:ニキータ・ミハルコフ バンダイビジュアル >>当商品の最安値チェック |
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 偽りの太陽 評価: |
| ニキータ・ミハルコフ監督の最高傑作である本作品。私がどうしてこの映画に興味を持ったか、それはこの作品がオスカーを獲った時、監督が愛娘のナージャを会場に連れてきていて、その可愛らしさにやられた。あんなオジサンの子なのに、本当に愛らしく、しかも作品に娘役で出演しているというから、かなり観たくなった。観た後、涙がとまらなかった。 あまりにも美しい景色。金色の麦畑、ひんやりとした温度が伝わってきそうな森林、なだらかな川や、岸辺にたたずむ草花に、あの暖かで透明な光と空気。まるで絵の世界をきりとったかのような世界に、うっとりとしてしまう。その美しい世界も、そこで暮らす特権階級の人達にも、やがてはスターリンの恐怖政治によって暗雲がたちこめてしまう。 ミハルコフ監督自身が、大佐役をつとめているのだが、これがなかなかピッタリで、実の娘のナージャとのかけあいも微笑ましい。しかし、一番素晴らしいのが(他の方がレビューでも書かれているが)メーシコフだ。観ていただければ解るとおもうが、彼だけ温度が違う。一人だけひんやりとしているのだ。そんな空気が観ていて伝わってくる。本当に彼の魅力が余すことなく映画に散らばっていて、何とも言えない切なさが胸に響く。 この作品は、人々の生きた、という感触がありありと描かれているのと同時 に、話の核であるコトフ大佐、マルーシャ、ドミトリの憂いや怒り、やるせなさが、歯がゆいほど感じ取れる。その中で、ナージャの甘いまでの愛らしい仕草や、笑顔が悲しみをより一層引き立てていて、運命に翻弄された人達を丹念に描いた、監督の快心の作といえるだろう。 監督の「黒い瞳」も好きだが、私はやはりこの作品に尽きると感じる。 |
| メンシコフの華麗なる変貌。 評価: |
| 白い衣装に身を包んでのO.メンシコフの演技は、舞台的とも音楽的とも言える、まさに彼だけのものだ。彼の音楽とダンスの才能が如何なく発揮されているわけだが、ひとつの重大な使命を帯びて、今も昔も愛する女性の家へと向かう白い天使/悪魔への変貌振りが、あまりにも強烈だ。スターリン政権下のソ連。使命のために、最愛の人まで失わねばならないその果てしない苦悩。そして使命を終えて無の状態に陥ってしまった彼が選んだ道は・・・。 ミハルコフ監督も出演のこの作品で、娘役を演じた幼い監督自身の娘であるナージャの、あまりに無邪気な笑顔が、一層この作品の悲劇性を強調していた。 |
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