■火垂るの墓
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火垂るの墓 原著:野坂昭如 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント >>当商品の最安値チェック |
当商品の詳細説明:
???父は出征で消息が知れず、空襲で母と家を亡くした兄妹が、親戚の家に引き取られるも邪魔者扱いされ、やがて防空壕に移り住み、ふたりきりで生きようとするのだが…。原作者・野坂昭如に「アニメ恐るべし」と言わしめた、高畑勲監督の傑作反戦アニメ。
???ホタルの光と人の命を重ね合わせた趣向もうまいが、ドロップ飴の缶といったアイテムの使い方も憎いくらいにすばらしい。しかし、そのあまりのリアルで冷徹な描写の数々に、もはや涙を越えて拒否反応すら示す観客も続出。なにせ初公開時の同時上映が『となりのトトロ』だっただけに、どちらを先に観るかで個々の評価が大いに異なってしまうほどだった。いわゆる声優を用いない高畑映画独自のキャスティングも、この作品あたりから定着していくことになる。(的田也寸志)
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価: ![]()
| 某掲示板にて 評価: |
| あまりにも的を射たレスがありましたので全文転載させていただきます。 656 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:2007/11/14(水) 04:22:10 ID:jaFCbkSU この作品を批判する多くの人にありがちなのは、 登場人物の行動についてであり、 その殆どは極めて個人的な固定観念から発生する偏見である事に気がついていない。 例えば 「清太が働かず叔母の言う事に従わなかった事が悪い。結果、妹を死なせた」とか 「叔母が子供たちに辛辣な態度で接した事が許せない。鬼のような人間だ」など、 とにかく何かに罪を擦り付ける事で決着をつけたがっている、納得したがっているだけであ る。 この作品は反戦映画ではない。 込められたテーマも無く、特別な意図すら無い。 ある程度の脚色があるとはいえ、原作者の実体験を当時に忠実に描き、 映像化しただけのものでしかない。 この作品は鏡と同じだ。 この作品を観た人が、悲しみから涙したのなら、それはその人の優しさだ。 この作品を観てこれが反戦映画だと思う人は、勝手に反戦メッセージを感じただけだ。 この作品を観て、登場人物に怒りを覚えたのなら、それが偏見の正体だ。 重ねて言うが、これは反戦映画ではない。 兄と妹の、切ない人生と救いの無い結末を観て、 その悲しみを受け止められずに目を逸らす人々。 それが、登場人物の行動を批判する人たちだ。 この作品を先入観無く、ただただありのままに観賞し、 描かれている全ての人物たちを許し、受け入れられるかどうかが重要だ。 以上です。 |
| 確かに… 評価: |
| レビューを少し読ませてもらって、主人公の男の子の弱さを初めて理解しました。 私も1番最初に見た時は、ただただ辛くて、二度と見られないと思うくらいの悲しみでいっぱいでした。 しかし、テレビで度々放送される度、見なくてはいけないんじゃないかという変な義務感に煽られ、嫌な気持ちを押しのけて、今まで数回だけ見る事ができました。 主人公の性格をあらためて考えると、確かに弱いかもしれない。でも、それを、こうした方がよかったんじゃないかなんて、私には言えないと思いました。 見た者を想像させる余白はたくさんあって、本当の"セイタ"さんの心情ははっきりとは断定できませんが、当時の事も知らず、戦争の知識もさほど無い者にとって、この映画はあまりにもリアルで、人物が自然で、こうなるほかなかったんじゃないかと思わせられました。 確かに教訓として、セイタさんのように、現実から逃げてはいけないと学ぶのが賢いのだと思いますが、私が主人公と同じ立場で果たして違う結果を生む事が出来るかどうかは分かりません。その歳で浅はか過ぎるとの言葉もありましたが、妹の事、大切に思っていたのは私は本当だと思います。ただそれに頭、気持ちと体がついて行ってなかったのでしょうね。当時としては、中身が幼かったのかもしれません。それが本当に彼の性格のせいだけなのでしょうか。そこが疑問に残りました。 もちろん、つらいけど一度は見てほしい、素晴らしい映画だと思います。 |
| 清太は一生懸命生きた 評価: |
| まず清太が戦争を生きようとしなかったなどというレビューはこの映画を全く理解していない人の意見だと思います。清太と節子が死んでしまったのは、清太の判断で2人が親戚の家をでていってしまったのが原因だというのはわかります。本来なら清太は親戚のおばさんに謝って、家事の手伝いなどをして何とか家に住まさせてもらうべきでした。でもなぜそうしようとしなかったのか。その理由はただ一つ、清太がまだ"子供"だったからだと思います。それは本編をみる限り、清太の家庭が裕福でおそらく特に何不自由なく生活してきたのが関係しているはずです。常識や礼儀を覚える早さは家庭や周りの環境で個人差があります。つまり清太は親戚の家に住まさせてもらうためにすべき事をしなかったのではなく、まだ知らなかっただけで、家を出ていったのも、おばさんを嫌がっていた節子のために子供の清太が考えてだした決断なのだと思います。確かに清太の判断は正しくなかっのかもしれない。でも、それでも清太は節子とずっと生きていけると思っていたはずだし、節子のために必死に走り回り、必死に生き抜こうとしていました。そんな妹思いの優しい少年が最後はあんな可哀想な姿で死んでいきました。当時はそんな清太と同じような境遇の子供がたくさんいたんじゃないでしょうか。この映画は清太が戦争時代を生き抜こうとしなかった話でも、清太のだらしなさを象徴した話でも決してないと思います。 |
| 苦しかったことも、過ぎ去れば忘れるものなんだな。 評価: |
| これを一通り見て、今の政治を思いました。 自衛隊を軍に変えようとしている今の政治。 徴兵制にしようとしている今の政治。 ――喉元過ぎれば熱さを忘れる。 そんな言葉が頭をよぎりました。 |
| 無慈悲な死が日常的であった戦時中の風景 評価: |
| 映画を通じてまさしく痛感するのは、「死」が日常的の風景であった戦時中・終戦直後の個別の「死」の扱われ方のあまりにも無慈悲な「軽さ」である。この映画はその「軽さ」がいかに残酷なものであるかを美しい音楽や風景とともにえぐり出し、我々の心に深く刻み付けてしまう。7歳の娘とともに見たが、泣いたのは私であった。愛する妹や弟を守ることができなかった後悔は、戦争を体験した何十万、何百万の人が覚えていることだろうが、その心情を心の底から受け止め引き継いでいくことが必要であることを再認識する映画である。 |
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