■マクベス
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カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 経路依存症。或いは、その逆。 評価: |
| 毎朝、起きた時、三人の魔女の予言を忘れて仕舞っている様な者も 居る。ジョージ・ソロスの様に。ドルは上げるのか、金は上げるか、 原油は一服か、そして債権は。昨日のポジション・トークの 内容なんぞ、もう、スッカラカンに忘れちまっている。 三魔女の言葉で覚えているのは、 「綺麗は汚い。 汚いは綺麗。」 だけ。 しかし、ポランスキー本人は忘れられなかった様だ。 劇中のマクベス夫人の死のシーンを撮影した時、 「もっと、思いっ切り、血糊をぶちまけろ!! テートの時は、こんなもんじゃ、無かったぞ!!」 問題は、三人の魔女の予言ではない。マクベス夫人と常に一緒に居る と言う事だ。例え、その女性が死んでいても、男の心の中で 彼の「マクベス夫人」と暮らしているのならば、其れこそ、 「経路依存症」である。こういうタイプのトレーダーは 確実に負ける。 もう一度、言う。 重要なのは、自らが自らにした「予言・予測・予想」では無い。 自らの語った「フォーチュン・テリング」を、自らが 「率先して」裏切り続ける事である。 詰まり、「女」を棄て続ける事だ。 「マクベス夫人」を。 棄て続けるのだ。一秒間に2000億回以上の頻度で。 次から次へと、次から次へと、次から次へと...。 明日来たり、去れり...。 |
| 早くDVD化してください!! 評価: |
| 自分が知っている限りマクベスを設定どおりに映画化しているのはこの作品だけです。 (日本を舞台に変えた黒澤監督の『蜘蛛巣城』もありますが) VHSで見ましたがかなり陰惨で人間の暗黒面を出した映画で 残酷シーンも多かった記憶があります。 おそらく今の基準ならR18は確実でしょう。 しかしDVDでもう一度観てみたいです。 面白かったのはマクベスと夫人が若い夫婦だったこと。 特に夫人は初々しい金髪おさげの若奥様です。 この純心な若いカップルが魔女の甘言に乗って王位を狙い、次々と人を殺していく。 そして二人とも追いつめられていく。 徐々に白いものが黒く染められていくイメージがあり この映画の陰惨さを象徴しています。 平凡な人間がある事をきっかけに闇に落ちる・・・そんな作品です。 |
| 映画から舞台の精気が感じられない理由 評価: |
| 戯曲片手に、分析的に見てみた。 この作品はとにかく雰囲気が真っ暗。戯曲そのものが真っ黒には違いないが「舞台」では感じる、黒いなりの「快感」が無い 改めて場面ごとに見てわかったのは、主人公の「長セリフ」がしばしば情景描写で分断されたり、場面転換してバラバラに再構成されていることだ。 とかく長いシェイクスピアの戯曲だが、この長さを支えているものは、セリフの奔流が醸し出す音楽的快感だと思う。英語がネイティブ並みに聞けるならおそらく目を閉じても楽しめるのがシェイクスピアだし、日本語に訳したとしても言葉に乗っている力、うねりは聞くものを圧倒する。 しかしロマン・ポランスキーの演出は「長セリフ」の聞かせどころを「画の力で見せよう」として耳から入る感情を損なっている。「心の叫び」を「リアルなつぶやき」に押し込め、役者の技量を生かしていない。 本物の中世の城や、荒涼としたイギリスの風景を生かしたロケーションは映画ならでは。衣装もリアル。それは「映画の得意分野」なのだが、セリフを殺してまでリアリティーに傾倒するのはシェイクスピア劇の本質を犠牲にしているように感じる。 |
| 駄作の見本 評価: |
| ポランスキーが若い頃、ポーランドで作った映画に『水の中のナイフ』と言ふ作品が有る。この作品は非常に面白い映画で、昔、この映画を観た時、私は、ポランスキーは、才能の有る映画監督だと思ったものである。だが、この『マクベス』は、駄作もいい処である。物語の始まりの魔女が登場する場面からして、原作の恐ろしさも不気味さも全く感じられない。その後の物語の展開も、精彩が全く感じられない。駄作の見本である。 (西岡昌紀・内科医) |
| 何故DVD化されないのか・・・ 評価: |
| ポランスキーに不幸があった後に撮られた作品。 前編に漂う血なまぐささ。徹底したリアリズム。 押さえた音楽がトーンの暗い映像を更に重くしていきます。 戯曲の映像化作品としても良い出来だと思うのですが |
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