■Unhalfbricking
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当商品の詳細説明:
フェアポート・コンベンションにとってターニングポイントとなった本作は、彼らが影響を受けた音楽の集大成となっている。ボブ・ディランをカヴァーした3曲では、ジョニ・ミッチェル、ディランといったアメリカのフォーク、ロックンロール、シンガーソングライターに圧倒的な影響を受けた、彼らのルーツをたどることができる。ディランの「If You Gotta Go Go Now」のフランス語ヴァージョン「Si Tu Dois Partir」はバンド唯一のヒットシングルとなり、騒々しいヴァージョンの「Million Dollar Bash」のコーラスはアルバムのフィナーレを飾るのにぴったりだ。
サンディ・デニーとリチャード・トンプソンは、それぞれ英国の生んだ最高のボーカリストとギタリストかもしれないが、本作では非凡なソングライティングの才能も予感させている。ふたりはそれぞれ2曲を提供し、詞と曲の織りなす時代を超えた音楽風景を聴かせる。トンプソンは、うっとりさせる「Genesis Hall」でアルバムの幕を開けさせ、「Cajun Woman」で猥雑(わいざつ)な遊び心をじめじめしたサウンドにもちこんでいる。一方、デニーは「Autopsy」と「Who Knows Where The Time Goes」を書き、前者はアーリージャズの影響が色濃く、後者は彼女がこれまで書いたなかでも指折りのすばらしさだ。
このアルバムの最後の鍵となるのが、バンドの未来を象徴する11分におよぶ「A Sailor's Life」である。この曲でバンドは、サンディが昔から知っていたフォークソングを驚くべきサウンドに生まれ変わらせた。そして、トンプソンのギターとエレクトリック・フォークミュージシャンであるデイヴ・スウォーブリックの熱く長いバイオリンの掛け合いがこの曲を締めくくっている。
この出来栄えにいたく満足したスウォーブリックはバンドのメンバーとなった。まだフェアポート・コンベンションの曲を一度も耳にしたことがないのなら、このまさに時代を超えたアルバムから聴き始めるといいかも知れない(ただし一度聴いたらやみつきになるかも知れないが)。(James Swift, Amazon.co.uk)
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価: ![]()
| フェアポートはここから始まったと言っても過言ではないと思う 評価: |
| 69年発表の3rd。イアン・マシューズが脱退して彼らの黄金時代の幕開けとなった作品。前作までは良い曲は多かったものの、やや散漫な印象がありトータル的な味わいという意味では若干ポイントが低かったと思う。本作では彼らのイメージ通りのエレクトリック・トラッド/フォーク的な曲で統一されており、完成度が高まったと思う。ゲストで参加して後に中心的なメンバーの一人になるデイヴ・スワーブリックのフィドルがこの作品の味わいを増しており、既にこのグループのカラーになっている。リチャード・トンプソンの曲が2曲、サンディ・デニーの曲が2曲、ボブ・ディランの曲が3曲で、後に彼らのオハコとなるトラッドのアレンジは4.のみだが、味わい深さという意味ではどの曲も互角だと思う。格調の高さと相成ってややアクが強い印象があるので、一聴しただけでは良さが分からない可能性は否定できないが、彼らの持つ独特の音楽性は魅力的。色々な音楽を聞けば聞くほど輝いてくる。琥珀のような鈍い光が良く似合う。 |
| Unhalfbricking 評価: |
| oe Boyd的にはもっとも自信作。Joe Boydファンとしては避けて通れない1枚。恐らくトラッドに寄り過ぎず、米国シーンとも心地よい距離と親近感を保ちつつ、英国マナーな(そして次作あたりから明確に打ち出すロック色もここでは程よく)フォークアルバムというような、思いつく限り配慮に富んだアルバム。 冒頭、Richard Thompsonのマイナーコードを基調にしつつ晴れやかな雰囲気も併せ持つおだやかな3拍子のGenesis hall。ハンドクラップや不思議なパーカッションとヴァイオリン、アコーディオン、どれもがとても有機的で素晴らしいアレンジ、DylanのIf You Gotta Go Go Nowのカバー。ただただ感心。Sandy Dennyのオーガニックな歌が大作A Sailor's lifeに冴え渡る。11分を超えるこの曲は冒頭の長音を効果的に使ったサイケデリカ持ち味からフロアタムで徐々に高揚させて、ヴァイオリンとギターのsolo、エンディングの静謐な8ビート、どのシーンも全て配慮に富んでいて感情的で、聴き入ってしまう。何度も、何度も。Million Dollar Bashの力強いサビは恐らくJoe Boydのバランス感覚のなせるワザ。そういうJoe Boydマナーにきちんと応えられるこのバンドの人脈というか人材の厚さというか。いいねぇ。 |
| 最高作はこれ 評価: |
| フェアポートの最高作はこれでしょう。この前の2作品はやや軽く、この後の「リージ&リーフ」はほとんどトラッドで一般には重すぎる。 (「リージ&リーフ」って過大評価され過ぎでは・・・) DYLANを3曲も入れて、SANDYの以前からの持ち歌だった「Who Knows・・・」をあえて入れているということは 曲が足りなかったのかも知れませんが(この年に3作発表)、それがかえって凄みになっている。 プロデュースしたJOE BOYDは後年「私が関わった中で最高の作品」と言ったとか・・・ |
| DylanのPercy's Song 評価: |
| ブリティッシュ・フォークに関してはバート・ヤンシュ派の私ではあるが、Bob Dylan の『Percy's Song』が聴けるという意味でも紹介すべきかと思った。それだけ素晴らしい出来なのである。このPercyが。メロはもちろんのこと、ダルシマーをフィーチャしたアレンジも素晴らしい。また、この一曲だけなら紹介はしないが、他の曲も結構いい。特にサンディー・デニーの作品は、本人が歌っているだけあって、非常に趣に富んでいる。ペンタングル派が推す推薦盤のひとつ。アルバムの完成度という意味では『Liege』にはかなわないが、素晴らしいディラン・カバーを紹介したいという意味で。 BGM:映画『サンチャゴに雨が降る』はどこへ行った? |
| '69年作サードアルバム! 評価: |
| 何と彼ら、'69年に3枚ものアルバムを発表しています。前作が「What We Did On Our Holidays」(録音は'68年後半です)次作が「Liege & Lief」ですから、創作意欲最高潮時の真ん中に位置する作品です。このサードアルバムは次作で完全にトラッドロックを確立させた彼らからすると、初期の集大成的アルバムといえるでしょう。このアルバムのポイントとしてはまず、史上初の英トラッドロック「A Sailor's Life」であることは確かですが、こういった手法が一般的となった今の耳で聴くならば、その革新性よりも先駆的作品として聴くほうが、より重要性が分かると思います。個人的には普遍的な名曲として、リチャードの「Genesis Hall」、サンディの「Autopsy」「Who Knows Where The Time Goes?」などのオリジナル作品に耳がいきます。冒頭いきなり「Genesis Hall」で涙ちょちょ切れ、2曲目ディランナンバーでウキウキした気分になり、また3曲目で涙ちょちょ切れ、「A Sailor's Life」でウンウンなるほどなるほど、再び「Who Knows Where The Time Goes?」で大泣きし、最後は全員がボーカルを取って(マークエリントンというアメリカ人ですが英国で活動していたシンガーも歌ってます)どんちゃん騒ぎで終わる。人生の全てが詰まったようなアルバムですね!最高!! |
音楽>ジャンル別>ロック>フォーク・ソフトロック・AOR>フォーク>
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