ダーク・ブルー

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当商品の詳細説明:

???1939年、ナチス・ドイツ占領下のチェコスロバキアで同国空軍に所属していたフランタ(オンドジェイ・ヴェイトヒー)とカレル(クリシュトフ・ハーディック)は、義勇軍としてイギリスへ渡りナチスに立ち向かっていく。そんな中、カレルは自分の命を助けた女性スーザン(タラ・フィッツジェラルド)に夢中になっていくが、彼女が愛しているのはフランタの方であった…。
???戦時下の友情と愛を繊細でみずみずしいタッチで、そして戦闘シーンはダイナミズムあふれるタッチでつづり、その双方を見事に融合させたチェコのヤン・スヴィエラーク監督による戦争青春映画の秀作。なお本作はスタジオジブリの第1回洋画提供作品でもあり、宮崎駿監督『紅の豚』などと、大空を舞う男たちの心意気などが相通じるものもある。(的田也寸志)

カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

短くも鮮烈な人生! 評価: stars-5.gif
第2次大戦を背景に、飛行服に身を包み短くも鮮烈な人生を駆け抜けた悲劇の若者のドラマを描く、2001年製作・『ヤン・スヴェラーク監督』の傑作航空戦争映画。
【1939年・ドイツ軍占領下の祖国チェコを後にして、イギリスへ逃れた若者がイギリス空軍に入隊。厳しい訓練を受けイギリス本土の航空戦「バトル・オブ・ブリテン」に参加するが・・・・・・。】
イギリス軍の救世主「スピットファイア戦闘機」・ドイツ軍の主力「メッサーシュミット戦闘機」が登場。迫力ある空中戦シーンには戦闘機の美しさが見せ場の実機の撮影と、3DCG方式における映像で見事に描き上げています。男の生きざま・悲壮感・充実感・航空機の美しさなどが感じ取れる作品と痛感するが・・・・・・。
また、メイキング映像で演出・特殊撮影技術・CG合成映像技術などの苦労話など、エピソードを交えてつづる映像が収録されています。
メイキング映像をみてから、本編を見るのもまた楽しからずや!

大人のエンタテインメント 評価: stars-5.gif
劇場公開〜ソフト化から随分時間が経ったが、作品は色褪せることなく、今後も航空映画の傑作として語り継がれるだろう。「英国の戦い」における空が舞台ということで、名作「空軍大戦略」と比較して観るのも面白い。英国に逃れたチェコ航空兵の戦いはあちらでも小エピソードとして扱われており、それを膨らませた作品とみることもできる。
また圧倒的な物量を投じた「空軍大戦略」に対し、本作品は予算と機材(登場する実機は同一機体だが現存するのはごく少数)の不足をテクノロジーで補っており、リアリティと臨場感は特筆ものだ。排出される薬莢の描写などは「やりすぎ」の感もあるが、エンタテインメントとして許容範囲か。戦争に対するスタンスが「メンフィス・ベル」のようなご都合主義でないところもいい。
いっぽう人間ドラマに関してはやや平板で、スヴェラーク監督作としては物足りない部分もあるかもしれない。だがそれも航空兵たちの戦後に敬意を表してのことだろうか。チェコ人主体の役者陣は何れも魅力的だが、「いかにも」な英国将校を演じるチャールズ・ダンスの存在は作品に風格を与えている。

ところでDVDのパッケージは日本公開時の劇場用ポスターに準じたデザインと思うが、これは酷い。青春映画風に装わないと集客が難しいと考えるそのセンスに、日本の映画界(というよりこの配給元)の体質がよく現れている。大人の男女を描かない(描けない)のは日本アニメの伝統で、たぶん配給元では人間ドラマの部分を飛ばして観たのだろうが、本作品の魅力は空戦シーンだけではない。

パイロットの生き方 評価: stars-5.gif
 私の場合、公開前に文庫本で原作を読み、気に入ったので、映画を見に行き、感激したのでdvdも買ってしまいました。恋愛がストーリーの大きな流れに入ってきますが、基本的に男の友情とパイロットという最も合理的な精神を持たなければ戦場で生き残れない立場の人間の生活を巧く描写していると思いました。
 私にとっては戦後の収容所での生活も印象的でした。祖国のために戦ったにもかかわらず、自由主義国に与したという理由で収容所で強制労働をさせられると言う厳しい条件も受け入れるメンタリティーの強さには本当に感心させられました。恐らくそれだけの強さがなければ、生き残れるパイロットにはなれないのかも知れません。

せつないほど蒼い空 評価: stars-5.gif
このDVDを何で手に取ったか?と聞かれたら、そりゃあ宮崎駿監督が推薦しているから、というのが一般的だろう。それほどマイナーな作品。まずチェコのヤン・スヴィエラーク監督なんて知らないでしょう。

ただし、さすが『紅の豚』をとった飛行機フリークの彼が押すだけあって、まず空中戦闘シーンが美しい。イギリスの生み出した名機スピットファイアとドイツの名機メッサーシュミットの空中戦は、見事。たしかにハリウッドのCGを使った『パールハーバー』も見事ではあるが、アーカイブの引用からはじまって、撮影陣が空に命をかける戦闘機乗り達の感覚を良く理解しているのだと思う。言葉にはしにくいが、フランスの英雄的パイロットのサンテグジュペリの『夜間飛行』『人間の土地』やゼロ戦のエースパイロット坂井三郎さんの『大空のサムライ』に共通する何かがちゃんと描かれている気がしました。だから、宮崎監督が熱狂したんでしょうしね。散歩気分に近い空襲にドーバーを越えてフランスへ向かうところは、航空機乗りの地理感覚を良くあらわしている。陸軍や海軍では、こういう距離感覚は描けまい。

この作品の主題は、イギリスの空と自由を守った第二次世界大戦時のチェコスロバキアのパイロット達。冷戦下では、自由陣営に味方した理由で彼らは収容所に入れられて不遇の半生を過ごしている。その暗く澱んだ収容所の薄汚い青と、仲間と飛ぶ大空の蒼さの対比は、終始緊張感があった。


「僕の親友なんだ」 評価: stars-5.gif
一回目に観た時は、あんまりピンとこなくて、「宮崎監督は何をそんなに絶賛したんだろう」と不思議に思いました。

それで、歴史的背景を勉強してからもう一度見ると、わかりやすく、
また同時に、とても悲しい映画だということがわかりました。

残酷描写は無いし、むしろ全編にわたって明るく前向きな男たちが主体で描かれているので、

「戦争なのにノンキなもんだなぁ」と最初は思いましたが、あの雰囲気がどれほど残酷なものなのか、気づかなかった自分が恥ずかしい。

ラスト、暖かい陽の光を浴びて、主人公は何を思ったのだろうか。
なぜあそこで、あの青年のことを思い出したのだろうか。
それを考えると、自然と涙が溢れてくる傑作だ。


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