ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家

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 ■ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家

ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家
その他:永六輔 Adapter:ジャック・プラント その他:吉田旺 その他:飛鳥涼 
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カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

花・ちあきなおみ 評価: stars-5.gif
まず一曲目の「百花繚乱」。タイトル通り、花が咲き乱れる中、ひとりの女が数々の恋に舞い踊っているかのような、蠱惑的な歌唱だ。ドレスの裾が翻る様子が目に浮かぶようですらある。曲のラストのフレーズの〈したたかに〉という部分が凄い。上目遣いで笑う魔女のようで、まさにしたたか。この部分、どこか中島みゆきを彷彿とさせる。
4は曲調に合ったグルーヴを感じることができる。本当にこの人は、現代的なノリも飄々とこなしてしまえる歌手だと思う。5は「夜へ急ぐ人」の作者、友川かずき作の良作である。まず、楽曲が良い。童謡を感じさせるメロディーと素朴な情景の詞で、友川氏のソングライティングの素晴らしさを改めて感じた。そこに、微笑みかけるようなちあきの歌が乗り、心休まる一曲となっている。
6、これには心底驚いた。民謡に必要な強弱のとり方や声の張り、節回し、フレーズに入るタイミング、すべて完璧である。まるで男性のような力強い歌声と迫力にグイグイと引っ張られる。この一曲で、彼女は民謡歌手だと言っても許されるだろう。11にも似たような部分がみられる。この曲でき、言葉の訛り具合の絶妙さに思わず狂喜してしまった。〈スタコイ スタコイ スタコイナ〉の放り投げるようなかけ声も良い。
14ではシャンソン歌手へと一変…なんなのだ、この見事な変貌ぶりは!ムーディーなことこの上なし。この気怠さに酔っていたくなる。
15、なんという表現力であろうか。呆然とするしかない。テレビ番組などで、伝説の歌唱と言われた「ねぇ、あんた」を観た人も多いと思うが、まさにあのような“芝居”が目に浮かぶのである。ほとばしる激情のような歌唱。嘆きの感情を、声だけでここまで表現できるとは…。
18は彼女の曲の中で最も好きな曲。昔の恋に思いを馳せ、諦めの感情にたゆたうひとりの女。そのさまは決してふてぶてしいものではなく、むしろリリシズム漂う少女のようだ。人知れずひっそりと恋の悲しみを思う女の胸には、紅い花が咲いている。この曲を歌うちあきなおみは、少女の聖性と大人の女の寂しさを併せ持った「花」だ。(それにしても、杉本氏はなんと良いメロディーを書いたものか。演歌と歌謡曲の中間に位置するような、まさに日本人好みのメロディーである。)
変幻自在にその歌になりきれる人である。たとえ音源のみでも、彼女の歌が聴けるこの幸せ。同じ時代に生まれたことに、感謝するばかりである。

「すいません、聴いてませんでした・・・・」 評価: stars-5.gif
ちょっと音にこだわりを持つ人なら、このCDの小さな欠点を挙げるのは容易です。
・音の処理
・不自然な構成、拍手・・・等々。

ただ、些細な欠点を補って余りある(はるかに凌駕する)内容がこの中に詰まっているのでは?この音楽を今、純粋に作品として楽しまないのは、余りに勿体ないのではないのか?
私は、そう思いました。

一般に音楽、小説、詩・・は、たとえそれが名作と評価されていたとしても、それにふれた時の自分の精神状態、これまでの体験などによってその反応は相当変わるものですが、この作品はそういう事とは関係のない、すばらしい出来といえるでしょう。
人の魂を揺さぶる歌(声)を久しぶりで聴いた感じです。特に、「朝日のあたる家」は歌いだしを聴いただけで“鳥肌もの”です(最近の慣例に準じ肯定語として使いました)。

“ちあきなおみ”って、こんな声で、こんな感じで唄う歌手だったっけ?「四っのお願い聞いて、聞いて欲しいの・・・♪」だと思っておりました。

「ニュー・オリンズの場末の酒場で東洋人らしき女性が気まぐれに、信じられないようなソウルフルな声で歌うことがあるらしい・・・・」というようなビッグ・ニュースを夢想してしまいます。是非、正夢に・・・・

音が悪い 評価: stars-5.gif
期待して購入したが、企画のためにライブ音源もスタジオ音源も一律に処理されており、歌がエコーの向こうに霞みディティールもニュアンスも殺されている。なぜ素晴らしい声を素直に聞かせないのか?もともと録音が悪いのか?本当に残念だ。

すごい歌手 評価: stars-5.gif
こんなすごい歌手がいたんだ。「すごい」という月並みな表現がもどかしい。
こんなにたくさんの引き出しをもっていて、そこからいろんなモノを出してくる、現在こんな歌手がいるだろうか。
岩崎宏美のカバーをオリジナルのつもりで聴いていた「伝わりますか」、今回初めてちあき本人の歌で聴いた。歌い出しでグッとつかまれた気がした。

奇跡の存在 評価: stars-5.gif
こんな歌手今いるでしょうか。「歌謡歌手」と言うのがぴったりかもしれません。正真正銘の歌のプロですね。個人的に演歌はあまり似合わないかなと思いますが、それでも誰よりも上手い!演歌のみならずジャズ・シャンソン・ロック、歌と名の付く物なら完璧に歌いこなす。彼女の演技も大好きでしたが、あらゆる歌や演技が全てちあきさんの栄養になって再び「歌」と言う形になって飛び出しているんだとつくづく感じました。今の、すぐにデビューしてしまう素人歌手達に是非とも聴いてもらいたいものです。

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