■座頭市 <北野武監督作品>
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座頭市 <北野武監督作品> 脚本:北野武 原著:子母沢寛 バンダイビジュアル >>当商品の最安値チェック |
当商品の詳細説明:
???勝新太郎主演で知られる名作時代劇に、世界に冠する北野武監督が挑んだ話題作。今回、北野武=ビートたけしが演じる盲目のあんま、座頭市は、なんと金髪。しかも仕込み杖は朱塗りというところがしゃれている。内容の方は、凄腕の人斬り服部源之助(浅野忠信)とおしの(夏川結衣)夫婦や、遊び人の新吉(ガダルカナルタカ)、そして美しい旅芸人姉妹などと市が出会い絡み合っていくというもので、注目の期待の殺陣シーンは十分合格点だが、特に浅野忠信の殺陣が実にお見事であった。
???総体的に、勝新太郎版をさほど彷彿させず、むしろコントもあれば歌も踊りもあるといった往年の娯楽時代劇を多分に意識した作りになっているのが成功のポイントだが、結果として時代劇と呼ぶよりも、むしろソード・アクション・エンタテインメントとでもいった雰囲気を醸し出しているのが、今の時代ならではというべきか。(的田也寸志)
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| ビートたけしのファンだけでなく北野武のファンにもなれた想い出の映画。 評価: |
| これは北野武が『座頭市』の上映権を持つ斉藤智恵子さんの依頼で製作した映画だそうです。武は「勝新さんを越えるのは無理だから」と再三断ったそうですが、どうしてもと頼まれ、とうとう引き受ける事にしたのだとか。 自分の好き勝手で撮る映画ではなく、依頼なんだからと、武が珍しくエンターティメントに徹した作品で、この頃の武はすでにヴェネチア国際映画祭の常連でしたが、武はさすがに今回は外国からのお呼びはないだろうと思っていたそうです。(ヴェネチア映画祭は自薦出品ではなく、映画祭側からの要請で出品するシステムです)。 ところが要請が来た。 万が一来ても招待上映とかだろうと思っていたら、正式部門のコンペで、一報を聞いた武は思わず「え、コンペ?!」と口をついて出た…と、当時の新聞にありましたね。 私は昔からビートたけしの大ファンでしたが、武の映画を見ようとはしませんでした。ヤクザ映画という印象だったからです。私は漫画ですらその手のものは読まない、つまり好みじゃないんです。ヤクザ物ではなさそうな作品(菊次郎の夏やDolls)もあるなぁとは思いましたが、そちらはそちらであまり面白そうではないし…、と敬遠…。しかし座頭市でようやく重い腰を上げる気になったのです。 という訳で、当時映画館に足を運んだわけですが、ちょっと不安でした。ビートたけしファンの立場としては、そして映画代を支払った身としてはいい作品であって欲しいけど、「感想」という意味では私は割と正直者で、贔屓という事は絶対にしません。嫌いな国の嫌いな俳優の映画でも、面白けりゃ面白いと認めます。そういう自分に一応誇りを持っているので、いくらたけしを好きでも、駄目だったら駄目出しせざるを得ない…と。 でもそんな不安は最初の数分間で払拭出来ました。座頭市と浪人夫婦と芸者姉弟の「出し方」が秀逸で、「上手い!」と唸りました。その後の話の進ませ方、絡ませ方、伏線の張り方が巧みで、小さなエピソードも面白くて、殺陣はぞくぞくするし、タップシーンも音楽もいいし、そして気がついたらラスト。 ずっとビートたけしのファンでしたが、北野武のファンにもなれました。 つまり、「すごく面白かった」の一言です。 |
| 北野作品パートx 評価: |
| 前作を知らない世代が「座頭市」に対してなんの予備知識もなく見た感想です。 北野作品は独特のシュールさが好きでだいたい拝見させていただいているのですが今作品はいわゆる人助けのまじめな部分とコントっぽい笑いで間を取る部分がとてもバランスよく組み合わさっていたとおもいます、 棒切れでたたかれる場面は何度見ても笑えてしまいます、、 斬り合いのシーンはとても迫力があります、血しぶきが鮮やかで衝撃的でした。 映画というと自分は伏線がとても気になるのですが本作品ではそのあたりもうまく織り交ぜられており最後まで楽しめました。 タップについて賛否両論があるようですが、これは『北野武』にしかできなかったことだと思いますし実際(おそらく)はじめての試みだったとおもいますので私的にはとても良かったです。 侍として能ある鷹は爪を隠すという言葉を思い出します。 |
| タップ 評価: |
| 勝さんのも見ましたが たけしさん版では 金髪とタップがどんな効果をもたらすのか すごく興味深かったです。 白髪でもカッコよかったかなとも 思いましたが白髪だと 老けすぎてしまったかもしれないし 金髪という発想には脱帽です。 タップシーンは祭の演出で この高揚感が本当に分かるのは 日本人の特権だなぁとも思いました。 |
| 抽象画の世界 評価: |
| 黒沢時代劇が具象画の頂点だとすれば、北野武の「座頭市」は抽象画の名作だろう。金髪の座頭市といい、斬新な殺陣といい、最後のタップダンスといい、ある意味、それまでの時代劇の常識を覆した北野時代劇を作り上げたという点で、高く評価できる。映画人としての北野武が、切り絵細工の域を飛び出て、初めて映画らしい映画を作って見せたとも言えるかもしれない。勝新太郎主演の名作「座頭市物語」と比べるのは野暮というもの。初めから北野武の目指したものとは異質のものである。抽象的時代劇として大変面白い映画に仕上がっている。大ヒットしたのも当然だろう。 |
| 迫力はあるが「粋」ではない 評価: |
| 時代劇に現代風テイストを盛り込むのはとても面白いし、スピード感もある。北野武、浅野忠信の殺陣も速いし、迫力も満点。でも肝心の「粋」さが足りない。映画的カタルシスというよりは、TV画面的なのだ。映画の導入部分は「用心棒」にも負けない入り方で、これから何が起きるのかワクワクしてしまうが、用心棒、仇打ち姉弟、市のストーリーが並行して語られるうちに、筋書きはどうでもよくなってくる。要はホンが弱いのだ。これに名優たちも引っ張られてしまった。例えば「座頭市と用心棒」もホンは弱かったかな、と思うが、勝と三船の殺気がその欠点すべてを一掃した。「ばけもの」と「けだもの」が本物なのである。数多く挿入される「お笑い」の要素は、それ自体溶け込んでいたので、別段何とも思わないが、TV的な軽さが全体を覆ってしまったことが要因かなと。北野組はどちらかというと即興芝居が得意である。浅草出身であることが源なのだと思うが、役者の戸惑いも画面から読み取れる。現代劇はそれでいいが、時代劇は違う。もっと「粋」さを醸し出してほしかった。 |
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