MUSA -武士-

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当商品の詳細説明:

14世紀後半の中国、明と緊迫関係にあった高麗は使節団を派遣するも、到着後にあらぬスパイ容疑を掛けられ、流刑に処された。その道中、一行は元の襲来によって自由の身となるが、その後使節団は元に捕らえられていた明の姫(チャン・ツィイー)を救出。使節団のチェ・ジョン将軍(チュ・ジンモ)は彼女を南京城で連れていき、本来の任務をまっとうしようとするが……。
韓国映画界の充実振りを如実に現すスペクタクル時代劇大作。国家と人間というテーマ性と壮絶な殺陣の数々が見事に融合し、観る者を楽しませつつも社会意識を啓蒙させる優れたエンタテインメントに仕上がっている。キャストでは実質的主人公となる使節団奴隷ヨソル役のチョウ・ウソンと、弓の達人チン役の名優アン・ソンギが傑出して素晴らしい。クライマックスの城を砦にしての元軍との攻防シーンは、凡百のハリウッド大作が束になってもかなわないほどの素晴らしさである。(的田也寸志)

カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

韓国の映画は生々しい 評価: stars-5.gif
 14世紀後半、元から明へと王朝が移り変わる激動の中国と高麗王朝の物語。明の朱元章の姫がキーポイントで、激しい戦いの映画です。韓国の映像は生々しいですね。中国映画では、ワイアー・アクションを駆使して映像に迫力を与えますが、韓国では血しぶきをあげたり、首が飛ぶなどの生々しさでインパクトを与えています。
「ラストサムライ」の中では、日本の武士が描かれましたが、この作品では高麗王朝時の武士を大義と使命という視点から描いています。
姫役には、今や国際的女優チャン・ツィイー、脇をしめる隊正役には「光州5.18」で存在感を示したアン・ソンギ。中国の歴史の中で微妙な存在を図る高麗王朝と、武士の精神が描かれていて、見ごたえのある作品です。

七人の侍だ思ったら 評価: stars-5.gif
ストーリーを追うよりも、場面場面に身を委ねたほうが、深く感じられる映画のような気がします。
はじめのうちは「七人の侍」っぽいなーと良い意味で思っていましたが、
見終わったら「七人の侍」とはまったく別に、心に強く残るものになりました。
登場人物たちそれぞれの「思い」に打たれる映画です。
個人的に主役以外の人たちに強く惹かれましたが、中でも別将のパク・ジョンハク、
隊正のアン・ソンギ、蒙古の将のユー・ロングァンの演技はすばらしかったと思います。
役者さんたちも、こういう映画に出られてよかったと思ったのじゃないかと、
つい想像してしまうほどでした。

侠気のさた 評価: stars-5.gif
 韓国映画って泣ける映画が多くて魅力的である。泣ける映画ばかりでなく、笑えるのも多いが。その骨太でエネルギッシュな国民性には感服する。
 その点、日本映画のなんと繊細なことか! この日本的固有性はこれまた世界に冠たる特性であってなんら卑下するものではないが、世界のアクション映画や時代劇と競い合える韓国映画がちょっぴりうらやましい。
 本編は、美男ながら日本では見かけにくい骨太男優たちによる饗宴が繰り広げられている。その一人をも、おろそかにすまいと人物描写が巧みで作品を重厚にしている。
 しかも先の読めない意外性な進展が最後まで続く!
 「主人公とは都合よく生き延びていくもの」と単純に思い込んでいる観客を翻弄するかのように、そも主人公は誰かとばかりに物語は錯綜する。それらを一筋、貫いているのが「侠気(おとこぎ)」である。
 男は競い合い、惚れあい、そして助け合うもの、そのようにこの映画は訴え、観るものたちの涙を誘う。これは名作だ! 唯一、意外性のなかったもの、チャン・ツィイーがお姫様になったことか。(苦笑)

理解しがたい 評価: stars-5.gif
今まで観た映画のどれとも違う。良く言えば斬新、悪く言えば失敗。
歴史を下敷きにした、アクションをふんだんに使ったハリウッド映画を作りたかったのか、日本の侍映画もどきを作りたかったのか。

タイトルに「武士」とあるので、侍風の主人公がカッコよく活躍するのかと思って観たら、誰が主人公なのか分からなくて全然楽しめなかった。
どうやら主人公は、男前の将軍と、槍使いの奴隷、明の姫で、準主役が他にも何人か登場するという構成らしい。
3人の主人公が、自分の役割をきちんと演じていれば、映画として成り立ったかもしれない。

男前の将軍は武士役としての主張はある程度出来ていた。
だけどそれ以上に、準主役であるはずの弓使いの主張が強すぎて、主人公の印象が薄くなりすぎ。
弓使いはカッコよすぎた、無駄に。名脇役とは、ここぞと言うときに主人公を引き立ててこそ、そう呼ばれるものだ。
主役級の登場人物の一人として、カッコよく描きたかったのだろうが、
これが逆に主人公の立場を弱くしてしまっていたのが失敗の一つ。

これは他の準主役の登場人物の全員に言える。
この映画は誰が主人公なのか分からなくなるほど、脇役の主張が強い。
一人ひとりの生き様を描くのは良いけど、物語の軸となる主人公が弱くては、誰にも感情移入できない。
多くの主役級の登場人物の中の一人に絞って、徹底的に感情移入しようという気持ちで観れば、ちょっとは楽しめるかもしれない。
だけど、2時間を越えるアクション映画、しかも無駄に人が死ぬ戦闘シーンばっかりでは、感情移入しても疲れるだけだ。

槍使いの奴隷は、序盤は寡黙な青年で使節に忠義を尽くし、誰よりも強いので、主人公としては文句無しだと思った。
だけど、使節に忠義を尽くす背景や、なぜ奴隷なのに槍使いに長けているのか、なぜ姫を助けたのか、など多くの疑問が残る。
そもそも、奴隷と言う時点でこの映画のテーマである「武士」ではないので、「武士」らしく振舞う行動原理も不可解だ。
姫は姫で、宮殿暮らしが嫌で自由になりたかっただけのわがまま娘という世間知らずなお嬢様から抜け出せていない。
我が身を呈してまで自国の民を助ける覚悟もない。
助けたはずの自国の民が集団になっていじめるから自暴自棄になって投降しようとするも、失敗に終わりその挙句、「武士」たちが傷を負ってしまう。
最後の戦いでは、僧侶でさえ丸太を抱えて、異国の民を守ろうと命を投げ打ってまで戦ったのに、姫は泣いていただけで終わってしまう。

ここまで主人公の存在意義が希薄な映画も珍しいのではないだろうか。

混沌の時代の韓国武士 評価: stars-5.gif
混迷の時代に生きる男の生き様と人間模様を非常にうまく描いている。蒙古の体調に「武士」と呼ばれた男は高麗の元奴隷の身分だ。非常に美しい槍さばきで彼は戦場を彩り目の前に立ちはだかる敵をなぎ倒してゆく。使節の人間関係、国と国との争いの狭間で生きる戦士たちの緊張と生のドラマを描いた名作。

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