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天国の門 脚本:マイケル・チミノ 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント >>当商品の最安値チェック |
当商品の詳細説明:
???19世紀末のワイオミング、牧畜業者たちが勢力を拡大してきた開拓民たちを暴力で排除しようとしていたとき、保安官アベリル(クリス・クリストファーソン)はジョンソン郡に住む開拓民たちへ避難を勧める。しかし、やがて虐殺の幕が切って落とされ…。
???アカデミー賞受賞作『ディア・ハンター』で名をあげたマイケル・チミノ監督が、巨額の製作費を投じてアメリカ建国史の汚点と呼ばれるジョンソン郡戦争に挑戦した一大スペクタクル超大作。しかしその題材ゆえか、アメリカ本国では一大バッシングとなり、製作会社ユナイトは倒産するなど、前作の栄光から一転してチミノ監督は「地獄の門」を通過することになってしまった。オリジナルは219分だが、アメリカで後に短縮編集された149分のものが日本では劇場公開(DVDはオリジナル版)。
???本国のヒステリックな評価はさておき、冒頭の1870年ハーバード大学卒業式での長いシークエンスから、ヴィルモス・ジグモンド撮影監督の映像とデイヴィッド・マンスフィールドのシンプルで奥深い音楽に魅惑され続け、スペクタクル・シーンの迫力に息を呑み、しかもその中の人間ひとりひとりの感情を切なくこだまさせた意欲的映像詩に仕上がっていることは注目していい。キャストではシニカルな殺し屋役クリストファー・ウォーケンが儲け役。(的田也寸志)
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 最も赤字の映画 評価: |
| 昔の「ギネスブック」で確か「最も赤字となった映画」に認定されていた作品のはずです。それだけでも見る価値はあると思うのですが、物好きだけでしょうか。皆さんがお書きになっている通り、名門と呼ばれた映画会社、ユナイテッド・アーチストを倒産に追い込んだ原因ともなりました。 ふんだんな予算をかけただけのことはあり、本当にほれぼれするような美術と衣装です。しかもそれが全く美しくない(笑)。開拓時代のアメリカを忠実に再現するのが目的ですから「美醜」などは関係ないのです。そんなところにも大コケした理由があるのかもしれません。 日本人の僕たちには分かりませんが、この作品で描かれているのは「アメリカの恥部」なんだそうです。それが興行で無視された原因と書いてあった記事を読んだことがあります。あえて内容は書きませんが、本当に酷い話で、それが実話だというのですから驚かされます。「移民問題」にこだわりを持つチミノ監督らしいテーマなのでしょうね。 ただ、そういった諸々の「映画以外の要素」を削り落とし、真摯に画面に向き合えば、とても素晴らしい傑作だと思うのですが。最初のテンポが悪いことは認めますけど、僕は物語が進むにつれ、加速度的に引き込まれていきました。万人に受け入れられる映画だとは思いませんし、やっぱり5つ星には届かないと判断してしまいましたが、ファンを草の根で増やしたくなる作品ではないでしょうか。みんなで盛り上がると嬉しいなあ。 |
| 勉強にはなった。映像も◎。しかし筋がイマイチ 評価: |
| 冒頭の大学シーンから一転して、雄大なワイオミングの景観へ。ディアハンターの冒頭の結婚式から戦場シーンへの転換と似たような感じ。このあたり叙情性の残る組み立てと、圧倒的な映像は、非常にすばらしい。しかし、全体的には毀誉褒貶する感想をもった。従来看過、あるいは見過ごされてきた問題提起の為に、敢えてセンセーショナルを目指したのか、リアリズムを追求しているのか、娯楽作を目指したのか。いまいちはっきりしない。 チミノ監督のテーマとして、「東欧移民」があることは間違いない。そこで19世紀後半米国中西部における、従来民の大規模牧畜業者と新規移民農業民/零細牧畜民の対立という構図に、「東欧移民」の問題をクローズアップさせた点には、問題提起を感じる。東欧移民が集会や日常会話で、スラブ系言語を利用している点や既に入植がひとおおり入り終わった時代に、更なる開発のために移民が送り込まれ、従来住民との対立が発生した点などにも、リアリズムを感じる。そうした全体的な背景は理解できる。しかし、肝心の映画のストーリの主軸をなす対立の背景やその過程、主要人物の立場となると、単純なジョンウェイン的な簡単な構図に堕している。 |
| これはマイケル・チミノ版「シェーン」です 評価: |
| この価格なら買いです、最もヘビーな映画の一つとも言えますから好き嫌いも明確に分かれるでしょう、とにかくこの価格なので一度見て自分には向かないと思えば誰か身近の映画ファンに渡して意見交換するのも良いでしょう、 評者がいちばんお奨めのシーンは、駅頭で煙をはく蒸気機関車と軍隊の行進が ディア・ハンターに続いてマンスフィールドがいい曲を提供しています、 チミノの初期3作品ディア・ハンター、本作、イアー・オブ・ザ・ドラゴンはどれもロシア・東欧系アメリカ人が主人公です、3作を時系列で並べれて見ればチミノ自身が持つマイノリティの切実な孤独のようなものが感じられ、「三部作」として再評価すべきと評者は考えます、 幌馬車隊ではなく客車の屋根に乗って入植地に向かう新参ものの移民達のシーンは、すでに西海岸まで線路が開通しフロンティアが無くなった時代の移民達のなんともいえない侘しさが深い情緒をもって描出されており、スケート場のシーンとともに忘れがたい記憶となるでしょう、 本作で描かれる牧場主VS農場主の対立は西部劇映画が始まって以来何度も繰り返し取り上げられてきた題材です、本作が「大問題作」となってしまい結果的にUA社を倒産に追い込んでしまったのも「実話」に基づくからこそだったのでしょう(スティーブン・バック著「ファイナル・カット」に詳しい)、評者はここで日本人に最もなじみ深い西部劇作品「シェーン」も同じ題材だったことを強調しておきます、アメリカの歴史において自作農創設法であるHomestead Law施行による混乱によって、西部ではあちこちで同様の対立が起こったのが歴史的事実です、 |
| ユナイト映画を倒産させたマイケル・チミノの超大作 評価: |
| 日本初公開時は上映時間を約1時間無惨にカットされたバージョンでした。ただしブローアップ70?立体音響(於:東京地区はテアトル東京)による、最後期の作品となりました。この映画の完全版は数年前にモノラルバージョンで日本でもロードショー公開された長さのもので、しかも音響は立体音響に復元されています。従って日本ではこのDVDで初めて、この映画の完全な形での鑑賞が可能となったのです。それだけでもまず、このソフトは買う価値があります。「ディア・ハンター」での余りの国際的な批判に驚いたマイケル・チミノ監督(脚本も担当)が、その批判に応えるべく、今度は、自国の恥部・暗部を徹底的に掘り起こすという一大作業に転じ、現実にあったジョンソン郡でのマイノリティの大虐殺事件(開拓史上では「ジョンソン郡戦争」と呼ばれています)を題材に選びました。しかしながら、海外批評にさらされたチミノの変節に対して、かえって意固地になった米国の批評家連中はこの映画に対して一大酷評キャンペーンを張ります。映画は興行成績も全く無惨な形で幕を閉じます。この結果、莫大な費用を掛けたこの映画の製作費は回収できず、これが遠因となって、チャップリンに始まりビリー・ワイルダー等々によって優れた良心的映画を生み出してきたユナイト映画は、その歴史に幕を閉じることになります。そうした正に激動の映画史そのものを体現したこの映画は、ファンならずとも一度は、その威容に触れてめてみても損はないと思います。 |
| アメリカの歴史に通底する暴力。シビアで重い内容。 評価: |
| もう20年以上前、30年近くになるかもしれない、当時、テレビで見てビデオ収録、それをいまでも持っている。以降、何回見ているか、というと確か2回。この映画が悪いというのではない。監督は確か。マイケル・チミノ。野心作だが興行的には失敗だった。西部開拓時代のテキサスなんて全域2万人くらいだったそうだ。だから、既婚者以外の若い女性はあまりいない。いても多くは酒場の娼婦。アメリカにはいろんな民族が移民した。当然、こうした民族間の軋轢も生じる。遅れてやってきた民族は厳しい生存競争に直面する。そこにあるのは弱肉強食の「暴力の論理のみ」。100年ちょっと前の話だが、ちょっと日本人にはついていけないような気がする。それぐらいハードだ。こういう映画見ているとアメリカが過剰なる訴訟社会、銃社会になっていった背景が分かるような気がする。三時間を超える大作で、見る側に気力、体力を要求するが、アメリカを理解する教材のひとつとしてはいいかもしれない。 |
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