呪われた夜 (紙ジャケット仕様)

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 ■呪われた夜 (紙ジャケット仕様)

呪われた夜 (紙ジャケット仕様)
演奏:イーグルス 
ワーナーミュージック・ジャパン

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当商品の詳細説明:

4作目にして、初の全米ナンバー1を記録した大ヒットアルバム。次作の『ホテル・カリフォルニア』があまりにも有名なため、その陰に隠れがちな作品だが、このアルバムは決して次作に引けを取らない完成度を誇る傑作。
ファンキーで歯切れのいい<1>や、初期の彼らのようにさわやかな<5>、ランディ・マイズナーの名バラード<6>など名曲ぞろい。特にこのアルバムを最後に、グループを去るバーニー・レドンによるアルバム最終曲<9>の、癒されるようなやさしさには胸を打たれる。(麻路 稔)

カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

ホテル・カリフォルニアで頂点を極める一歩手前の傑作 評価: stars-5.gif
本作は、前作でエレクトリック・ロック路線を志向したイーグルスがホテル・カリフォルニアで頂点を極める前に製作した作品。あるバンドやアーティストが最高傑作へと上りつめる寸前の作品が素晴らしいということはよくあることだが、本作もその例に漏れない傑作。冒頭のタイトル曲は前作のエレクトリック・ロック路線を引き継ぐ曲だが、その独特なうねるサウンドにしびれる。前作の一部の曲のようにただ熱いだけのロック・サウンドはなくなり(強いて言えばM7に名残が見られるが、洗練度は高まっている)、全体的に適度なポップ色が強まった。M5「いつわりの瞳」がその典型で、「ニュー・キッド・イン・タウン」の先駆けのような名曲。そしてM6「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」はランディ・マイズナーの絶唱が光を放つ歴史的作品。M3「ハリウッド・ワルツ」も忘れてはいけない佳曲。M8はドラマチックなバラード、M9はタイトル通りの安らかな曲。名曲が6曲も収録されていれば名盤と呼んで差し支えないのではないでしょうか。収録曲の中で完全に浮いているのが、インストゥルメンタルのM4「魔術師の旅」で、バーニー・リードンの実験作に他のメンバーが無理やりつきあわされている感じがする。この曲だけ取り出せばそれなりに面白いが、アルバム全体のカラーに合っていない。バーニーが本作を最後に脱退したのも無理ないことであった。

このように、本作はアルバム全体の統一感、および発するメッセージ性の点でホテル・カリフォルニアには一歩及ばないけれども、収められた名曲の多さとホテル・カリフォルニアに至るイーグルスの軌跡を理解する観点から、昔からの彼らのファンもこれから聴いてみようと思う人にも、重要な作品としてお薦めしたい。

イーグルスとしては佳作でしょう 評価: stars-5.gif
 カントリーとロックはそのまま保守層と若者という社会の集団を象徴する音楽であり、対立するものとして捉えられていました。そうした中、この二つを単に「音楽」として扱い融合させたのがグラム・パーソンズであったと言ってもあながち間違いはないでしょうが、その音楽的遺産を受け継ぐかたちで結成されたのがイーグルスだと言えます。
 イーグルスの音楽はわずか6枚のアルバムしかありませんが、スタイルは1枚ごとにかなり異なる印象があります。ファーストは土の豊饒さを感じさせる暖かい音色でカントリー色が強いものでしたが、セカンドはトータル・コンセプトを重視し寂寥感が強い作品となり、3枚目では音楽的にはロック・サウンドとの距離の取り方に躊躇する様子が見て取れました。
 この4作目にあたる作品では、オトがずっとソリッドになりロック色が強くなった曲がある一方で、カントリー色の強い「いつわりの瞳」などや実験的要素の強い「魔術師の旅」などが同居するなど、やや統一感に欠ける印象が拭えません。タイトル曲は全米No.1ヒットになるなど、出世作的な扱いを受けている作品ではありますが、イーグルスの全作品を通してみると、佳曲をいくつか含むものの、カントリーからロックへの変曲点としての意義以外には乏しい作品かと思います。
 ところで、このアルバムを20年ぶりに聴きなおしたのは、2004年の紙ジャケ化がきっかけでした。おかげで10代のころには気がつかなかった多くのことに気が付いて、面白く聴くことができました。イーグルスの紙ジャケはどれも残念ながら紙が薄くちゃちですが、この「呪われた夜」の紙ジャケの荒い手触りはなかなか心地よいですし、アナログ同様のエンボス加工がうれしいです。なによりも聴きなおすきっかけになったということで感謝しています。

クオリテイ的には既に飽和点とも言える名曲集 評価: stars-5.gif
75年発表の4作目。ホテル・カリフォルニアの前作に当るだけに、既に文句の付けようもないクオリティがあり、3作目と比べると明らかに一皮むけた感じがある。1.のタイトル曲はイーグルス流のディスコ・ナンバーとも言える野心作でありながら、イーグルスらしさを強く感じる名曲であり大ヒット曲。他の曲も素晴らし過ぎるが、ストレートなポップさを持ったコーラスが美しい5.は感動的ですらある。バラードの6.も、このアルバムならではの名曲だと思う。4.はバンジョーをフューチャーした、グループとしては珍しいインストで無気味な雰囲気を持った曲だが、ジャケットと思いっきり印象が被る。思うにこの曲をキーにしたコンセプト・アルバムとして「呪われた夜」を作成していたが、途中でコンセプトが頓挫したのでは?などと思っていたりもする。カントリー・ワルツの3.なんて・・・最高過ぎですね。次作と比べると若干散漫な印象があるものの、曲のクオリティーはヘヴィー級。夏の暑苦しい夜などに絶対のお薦めです。

「One of These Nights」から「Hotel California」へ 評価: stars-5.gif
本アルバム(当時)のイーグルスは米西海岸特有の軽いノリのバンドであった。シングル・カットされて大ヒットした「Lyin' Eyes」は、アコースティックな心地良いサウンドでハーモニーの美しさが光るものの、従来の路線を踏襲したものだった。

本作で驚いたのは、やはりタイトル作である。歌詞は狂おしいまでの愛を唄ったもので、取り立てて言う程のものではないが、サウンドが「これがイーグルス ?」という程それまでとは異なるものだったからだ。聴く者に絡みつくあるいは纏わり付く粘着質なもので、"呪われた"という形容が相応しいものだった。私はこれが一過性のものだと思っていたが、それが「Hotel California」に繋がるとはこの時点で予想ができなかった。曲作りの中心がG.フライ一人からD.ヘンリー等の嗜好を取り入れた複数体制になったせいだと思う。

嗜好と言えば、グループの中で一番乖離した嗜好を持っていたのはR.マイズナー。彼はこの頃からグループ脱退を仄めかせていた(「Hotel California」の後、実際に脱退したのは周知の通り)。そんな彼が唄う「Take It to the Limit」は日本人好みの曲で、私も好きである。誤解を恐れず書けば「米西海岸版演歌」風の曲で、一緒に唄っているとコブシが回ってしまう。

1曲々々は質が高いのだが、作風を見ると、それまでの陽気な西海岸若者バンドから、屈折した陰影あるサウンドを聞かせる大人のバンドへの変貌期にあるバンド史上、貴重なアルバム。


この紙ジャケ、いい仕事してます 評価: stars-5.gif
この紙ジャケの再現は帯も含め素晴らしいの一語。
子供の頃、小遣いを貯めてやっと買ったといううれしさがよみがえる。
CDをジャケの上から出し入れするのもちゃんと再現されているし、牛だか
なんだかわからない動物もちゃんとジャケから浮かび上がってるし。
旧LPのA・B面トップにあたるとがやはり傑作だが、特にのサウンド
はバーニー・レドンにイーグルスに見切りをつけさせた作品なんだろうな、と個人的には思っている。
この粘っこいフィーリングは彼のイーグルスやそれ以前にやってきた音楽と全く相容れない。
彼がグループを去ったことがいいことかどうかわからないが、この後ジョー・ウオルシュ
が入って超ビッググループになったのだから彼らにとって悪くはなかったろう。
個人的には初期の彼らも捨てがたいのだが。
このアルバムは私的にはイーグルスの過渡期的作品。(傑作には変わりないが)
ちなみにOne Of These Nightがなんで「呪われた夜」になるのか、よく
わからんがジャケのイメージから付けたとするとうまい邦題ですね。

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