■大誘拐 RAINBOW KIDS
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大誘拐 RAINBOW KIDS 脚本:岡本喜八 原著:天藤真 東宝 >>当商品の最安値チェック |
当商品の詳細説明:
岡本喜八監督が、天藤真の原作を映画化した1991年作品。得意のアクション、コメディ、サスペンス描写が冴え、晩年の喜八作品の中では傑作との評価が高い。
刑務所を出所した正義と平太、健次の三人組は紀州一の山林王・柳川とし子刀自を誘拐し、身代金5000万円を家族に請求しようとする。ところが刀自は身代金を100億円にすべく主張。かくして世界が注目する身代金受け渡しだが、そこには刀自のしたたかな計算が隠されていた。
決して『天国と地獄』のような緊張感みなぎるサスペンス映画ではなく、老婆誘拐事件の全貌がコメディ・タッチで描かれた作品。誘拐される刀自に扮した北林谷栄の巧みな演技がそうした作風を支えており、誘拐する立場であった青年3人が、いつの間にか彼女の指示に忠実に行動するあたりのおかしさ。また老婆の知略に翻弄される緒形拳の刑事も、ユーモラスでいい味を出している。このふたりが正面切って対峙しあう様を手持ちカメラで捉えたラスト数分間は、穏やかな雰囲気の中にも、名優同士のせめぎ合いを感じさせる、見事な幕切れである。(斉藤守彦)
刑務所を出所したばかりの健次(風間トオル)ら3人の若者は、紀州一の大金持ち、柳川とし子刀自(北林谷栄)を誘拐。しかし、彼らが身代金を5000万円と考えていることに憤った刀自は、何と100億円を要求するよう命令。かくして誘拐犯と人質の関係は逆転し、おばあちゃんVS猪狩(緒形拳)ら県警との壮大なる駆け引きが始まった!
天藤真の同名小説を、『独立愚連隊』などのシネマアルチザン岡本喜八監督が構想10数年の末に映画化を果たした痛快犯罪コメディ映画の傑作。全編ほのぼのとした空気が漂う中、前代未聞の犯罪計画=おばあちゃんのメルヘンが、岡本監督独特のリズミカルなカッティング、岡本映画の常連俳優たちの快演、そして岡本映画に不可欠な佐藤勝の情感豊かな音楽などに支えられながら快活に綴られていく。そしてその中から醸し出されていくのは、国は人に一体何をもたらしたのかという、岡本映画ならではの反骨のメッセージであった。笑って、しんみりして、考えさせられて、そして観終えた後は明るく希望を持てる。これぞ岡本映画の真骨頂。必見の名作である。(増當竜也)
カスタマーレビュー:
購入者の平均評価:
| 良くできた作品です 評価: |
| 2005年に逝去された岡本喜八監督の晩年の名作です。 晩年といっても1991年作品なので、60代の作品なのですが。 コメディとして、風刺作品として非常に良い出来だと思います。 脚本の面白さと、主演女優北林谷栄さんの個性と演技力が、この作品の面白さを高いレベルに引き上げていると思います。 こんなシニカルで男気のある山林王(山林女王というべきか)がいたらおもしろいなあと思ってしまいました。 北林谷栄さん演じる柳川とし子刀自+誘拐犯v.s.緒形拳率いる警察のだましあい。 本来誘拐の被害者であるはずのばあちゃんがなぜ? なかなかひねったストーリーなのですが、こねくり回しすぎず、難解でもなく、ほど良い緊張感とハラハラ感を与えてくれます。もちろん適度な笑いも。 娯楽作品監督としての岡本喜八監督の真骨頂を見る思いです。 |
| 面白い! 評価: |
| 単純に「面白い!」と言うことのできる映画を、私は最近観ていなかったのだが、これは本当に面白い! もちろん出演者の演技力と監督の技量との結晶なのだが、これほど幸せに心から楽しむことができた映画は、本当に久しぶりだ。 内容については他の方々が記述されているので、私がここで述べるようなことはない。 出演者も豪華。個人的には嶋田久作氏の出演が嬉しい。帝都物語や帝都大戦での加藤保憲役のインパクトが強烈だったので、こういう役柄での出演には嶋田氏の演技力の幅が感じられて実に嬉しい。 ナレーションも担当しているが、どうしても加藤のイメージと重なってしまって、「霊力を操るのか?」とか「この俺に勝てると思っているのか!」とか「出よ・・・将門」とかの台詞をつい思いだしてしまう。 嶋田氏にとっては迷惑千万な思い込みだろうけれど。 他にも山藤章二氏や今は亡き影山民夫氏などもちょっとだけ出演している。 ラストシーンは日本の映画史に残る名シーンではないだろうか。 |
| 岡本喜八監督の晩年の名作の一つで 評価: |
| 奇想天外な誘拐物語。刑務所を出所したばかりの健二(風間トオル)は誘拐を企て紀州一の地主でお金持ちでもある柳川家を狙う。 ここで面白いのは、誘拐された柳川とし(北林谷栄)が身代金5000万円として、見くびっては困ると、健二らに怒り、100億円もの要求をするように指示することだ。誘拐犯ととしがいわば仲間になり、警察を相手に勝負を挑む。スリリングでもありが独特のユーモラスもあり最後まで飽きない。 奇才、岡本喜八監督の晩年の名作の一つであろう。 |
| いつみても楽しい 評価: |
| 日本映画は主役の人がいかによくても 脇役、エキストラに近い役者が下手だと セリフが耳に残ってしまい映画に没頭できないので 得意ではない私ですがこの作品は大好き。 コメディだということで、最後まで納得して見れます。 さらっと、重いテーマを盛り込んでたり 作品からあふれる「おもしろい映画を作りきろう!」というエネルギーが さわやかな気分にさせてくれます。 何度も見直しすぎて、樹木希林さん演じるクラさんのセリフ 物まねができるようになりました。 |
| 和歌山ねえ。龍神村。 評価: |
| 誘拐事件をテーマに喜劇タッチでドラマを進める力は 恐るべきセンスのものでしょう。 緒方さんの演技がどことなく「結論をわかっているように見える」のは わざとでしょうか。その演技ゆえ結論が別にあると途中から察してしまうのです。 そして、結論の部分がすごく重要で国家と個人、その犠牲、 または一個人の老いると言う事、について簡単ですがさらっと まとめ上げて、この作品を忘れがたいものにします。 私は「レインボウキッズ」この名前は、忘れないでしょう。 どうでもいいんですが、米軍の賭けは、歩兵の勝利でしたね。将校の負け。簡単にここにテーマがあるのかもしれません。「夢」ですね。「生きがい」かもしれない。 この映画でますます岡本映画を追ってみることにしました。そんな素晴らしい、楽しい時間でした。縁側のシーンは白眉です。 |
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