心を込めて...

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カスタマーレビュー:

購入者の平均評価: stars-5.gif

「つばさ」がダントツ 評価: stars-5.gif
ヘイリーのアルバムで「アメイジング・グレイス」のデュエットを聴き、本田美奈子.のアルバムが欲しくなりました。
ヘイリーより数段良かった。

どのアルバムにするか迷った挙句にこれにしましたが、あまり満足のいくものではありませんでした。

期待どおりだったのは「つばさ」。これは素晴らしい。
これ以外は、今イチ声に伸びがない、張りがない、ツヤがない。

残念です。他のアルバムを探してみましょ。

ありがとう、心を込めて 評価: stars-5.gif
本田美奈子さんが38歳の若さで、急性骨髄性白血病で急逝されてから3年が過ぎようとしている。
私はこれまでは、本田美奈子さんのあまり熱心なファンとは言えず、アイドル時代も歌のうまい子だなと想った程度で、ミュージカルやクラシック(クロスオーバー)に取り組んでいるという噂を聞いたときも、“歌うこと”に対する彼女の意欲と熱意に賛嘆しつつも、なかなか聴くチャンスがつかめずに時間が過ぎてしまい、そして悲報に接することになってしまった。
最近やっと気持ちを整理して、彼女の遺してくれた作品に接し、そのあまりの美しさ、特に清純な高音の驚異的な伸びにはしばし言葉を失ってしまった。ありきたりの言葉だが、もっと早く聴かなかったことがあまりに悔やまれる。
このアルバムは、本田美奈子さんのデビュー20周年記念の企画として、彼女が緊急入院する直前に仮録音された音源を中心に、先のクラシックアルバム『Ave Maria』『時』のレコーディングの際に同時に収録された未発表の音源などを加えて構成されたメモリアル盤で、いずれの曲も歌手・本田美奈子の魅力あふれる美しさをたたえているが、亡き坂本九さんの名曲“見上げてごらん夜の星を”の心に染み入る清純なソプラノ・ヴォイス、“命をあげよう〜『ミス・サイゴン』”、“オン・マイ・オウン〜『レ・ミゼラブル』”のまさに魂を絞り上げるような絶唱が深く心に残る。アイドル系出身とされる彼女が(ご本人はデビューの初期から“アイドル系”とされることは不本意だったとのことだが)、これほどの歌唱力と表現力に到達するとは、もちろんその陰には、天賦の才能とひたむきな努力があったのだろうが、驚異というほかはない。
そのほか、“Lovin' You”も絶品。こういう歌い方が出来るのって、オクターブ領域の広い黒人女性だけなのかと漠然と思っていたが、本田美奈子さんのこの歌は、オリジナルのミニー・リパートンさえ凌ぐのではと思う。また、やはり何と言っても、本田美奈子さん自身の[生きること]への歓喜をいっぱいに表現した“つばさ”が秀逸。常に話題になる例の10コーラスにわたるロングトーンに、「私、もっともっと生きたい、そしてもっと歌い続けたい!」という美奈子さんのメッセージが託されているようで、胸が切なくなる。
もっともっと生きてたくさんの心に響く歌を歌い続けてほしかった。ミュージカルにも意欲的に取り組んでいた彼女には、例えばあの『エヴィータ』の名曲“アルゼンチンよ泣かないで(Don't Cry For Me Argentina)”なども彼女に歌ってもらいたかった歌のひとつだが、今は叶うことのない夢になった。改めて彼女が遺してくれた数々の素晴らしい歌に心から「ありがとう」を言いたい。心を込めて。

心を打つソプラノ・ヴォイスの置手紙。 評価: stars-5.gif
偶然、視聴した「本田美奈子.最期のボイスレター〜歌がつないだ“いのち”の対話〜」のドキュメンタリー番組で、クラシックの楽曲に取り組みつつ、急逝した本田美奈子.さんを知りました。

そして、番組で紹介された、ボイスレコーダーに録音された数々の歌声が忘れられず、まとまったアルバムを自分も身近に持っていたいと思い、本アルバムと「本田美奈子.クラシカル・ベスト 天に響く歌」を購入しました。

自分も、その透き通るような歌声に、軽い衝撃を覚えました。

「最期のボイスレター」では、コンサートの開始前に、誰も居ない舞台に祈りを捧げる本田美奈子.さんの姿が紹介されていましたが、今までに発表されたアルバムのレコーディングの前にも、心の中で祈りを捧げていたのだろうかと思いました。

このアルバムを聴いたら、残されたスタッフがタイトルに「心を込めて...」と名づけた理由がよく分かります。

日本人のクラシック音楽の女性の歌い手は、主に鮫島由美子さん、幸田浩子さんを聴いていましたが、この番組で本田美奈子.さんを知ることが出来て、幸いでした。

しかし、知るのが、あまりにも遅すぎました。

「つばさ」を持った歌姫 評価: stars-5.gif
「つばさ」この歌を聴きたいがために、このCDを手に入れた。お聞きになったことのない方は、ぜひ聞いて頂きたい。
もちろんこのほかにも名曲ぞろいのアルバムではあるが、ボーナストラックとして挿入されたこの「つばさ」という曲を聴くと、本田美奈子の声の奇跡に気づくと思う。

彼女の声は細く、そして高い。本来クラシックを歌うにはボリュームが浅いと私は思う。しかし、その声の持つ生命力は素晴らしい。「あの細い身体のどこから?」と思わずにはいられない、伸びやかで透明な声が、歌に一層の鮮やかさを持たせる。
その歌声が最大の魅力をもって発揮されたのが「つばさ」であると私は思う。
曲中、彼女のロングトーンには、鳥肌がたつほどの感動を覚えるだろう。思わずオーディオの前で拍手をしてしまうほど、涙腺が緩むほどの感激が味わえる。
おそらく彼女は、まるで天使のようなその歌声を神に愛でられ、天に召されたのだろうと、私はそう思いたい。翼を持った歌姫の歌声は、これからもきっと聴く者にシアワセを与えてくれるだろうと、そう期待する。

歌職人 評価: stars-5.gif
アイドル時代の彼女をただの「カラオケ好きのおネエちゃん」位にしか思っていなかった。
彼女はきっとすごい努力をして歌唱技術をひとつひとつ身につけたのだろう。
高い音域にしてもロングトーンにしても、それだけならただの曲芸だ。彼女の凄いところはそれらの技術を手段にして、より豊かに自分の歌の世界を表現することだ。
「壁」に挑戦し続けた職人本田美奈子にいま頭が下がる。

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